2011. 11. 7 Monday

いよいよ喫茶カモシカスペシャル

内田真美さんとの「サロン・ド・テ」が無事終了しました。
いらしていただいた皆様、ありがとうございました。
このブログでも、喫茶カモシカスペシャルお菓子係の皆様のご紹介がやっと終了。
真美さんにも昨日話して笑われましたが、10月末からのほいあん堂からずっと千本ノックしている気分。
でも、いよいよ明日は初日。とことんやって楽しもうと思います。

今回の喫茶カモシカはあえて平日にしました。
お菓子係の皆さんがいずれも人気ある方なので土日はとんでもない混雑が予想されたのと、喫茶カモシカ自体が普通さを大事にしているので平日がいいなあと思ったのです。
イベントは非日常のお祭りとなりがちで、それはそれで大好きなのですが、喫茶カモシカはできる限り静かで淡々とした空気を紡ぎたいと始めた企画。
シンプルで当たり前のもの、誰もが昔から親しんでいる食べ物。
普通すぎるほど普通で、抵抗なくするする体に入っていく滋味あふれるもの。
食べた瞬間よりも、後であれおいしかったなと思い返してもらえるような、そんなことが出来たら本望だなと思っています。

今回一緒にやる四人の方にお願いした理由もそこにあるのです。
シンプルで素材感に溢れていて、食べた時に心が静まっていく。
日々の生活に馴染んでいて主張しない。でも佇まいが美しく、とてもおいしい。
私達もそんな料理を目指したいと思います。
土日にしか足を運べない方もたくさんいらっしゃるのに、申し訳ありません。
休日でもさらっと出来るような力量も身につけて、またご紹介出来るように頑張ります。

いつもの喫茶カモシカと同じく、昼の定食は二種類ご用意します。
8日と9日はホワイトシチューと定番のコロッケ。
10日と11日はホワイトシチューとオムライスです。
昨日からぐっと冷えてきたので温かいものを召し上がっていただきたいなあと思ったのと、毎日いらっしゃるという方もいるので2日交代にしました。サラダやスープがついたりと、セットになっています。
14時以降はクロックムッシュもご用意します。
いずれも売り切れ次第終了となりますので、ご了承ください。

明日はいよいよ歩粉さんがやってきます。うわーい。
初日はおたおたしがちですが、ここはひとつ落ち着いてびしっと決めたいものです、はい。
尊敬する作り手たちと一緒に、皆様をお迎えできるのがとてもうれしい。
明日から少し冷え込むもよう。暖かくしていらしてくださいね。
ご来店お待ちしています。

11/11 なかしましほさんの日

さあ、いよいよトリのゾロ目の日(1111ですよ)。
foodmoodなかしましほさんの登場です。

しほさんのお菓子は喫茶カモシカスペシャルの告知でも書いたように、口にした瞬間、いつも体と気持ちが大喜びします。
やさしく体に沁み込んでいって、飲み込むのがもったいないくらい。
この人と同じ時代に生まれてきてよかったと、大げさではなく思います。
そういえば面白い偶然で、しほさんと私は同じ誕生日、同じ血液型なことが判明。なかなかそんな方には出会えないものです。
実は今回はじめてきちんとお話したのですが、昔からよく知っていたようにするするぽんぽん話が弾み、打ち合わせも楽しかったなー。いつか一緒に誕生日を祝いたい(ケーキ目当てではないです)。

今回しほさんが作ってくださるお菓子は、アースケーキとモカロール。
せっかくの機会だし、お店で普段出していないものをということで選んでくださいました。

アースケーキはしほさんがfoodmoodを始めてからずっと作り続け、大切にされている焼菓子。
お話を聞いてからどんな味なんだろうとひたすら妄想していましたが、想像よりもずっとずっと優しく、ほろほろ気持ちがほどけるパウンドケーキです。
ドライフルーツやナッツも入り満足感がしっかりあります。
へんてこな例えですが、無人島に流されたり山で遭難した時にアースケーキを持っていたら、どんなに心強いだろうと思いました。

今回はこのケーキにあわせ、私達がスープを作りセットにしようということに。
お菓子の邪魔をせず、一緒にさらっと召し上がっていただける大地のスープ。そんなイメージです。
このセットは14時以降、ランチの定食が終了したらお出しします。
遅いお昼や早めの夕食がわりに召し上がっていただけるような滋養あふれるセットにしたいと思います。

もう一つはモカロール。しほさんファンならよくご存知の本『おやつですよ』の表紙になっているお菓子。
打ち合わせでは、あまりのおいしさに同席した全員大騒ぎ。
中はヨーグルトクリーム。好みが別れるとしほさんは言っていたけど、爽やかで絶妙の塩梅。
またあれが食べれるとおもうだけで顔がにやけてしまいます。

テイクアウトはクッキーをご用意してくださいます。
しほさんの日に限らず、今回の喫茶カモシカスペシャルでは開店前に長い行列が出来たりするようでしたら、ご購入の数を制限をさせていただくつもりでいます。
足を運んでいただくのにこういうことをするのは心苦しく、なるべく避けたいと思っていますが、当日の状況を見て判断させてください。
なるべく多くの方に行き渡るよう、ご協力いただければと思います。

2011. 11. 5 Saturday

11/10 桑原奈津子さんの日

桑原奈津子さんと出会ったのは4年くらい前。
今は大きなフェスとなったもみじ市がまだ小さなお寺でやっていた頃です。オカズデザインはレモネード屋として出店していました。
すでに大人気の料理研究家だった桑原さん、開場するとひときわ賑わっていました。
手にしているお客さんがとてもうれしそうににこにこしていて、一体どれくらいおいしいのだろうと思いながらも遠くから人ごみを熱く眺めるばかりでした。

願いかなって口にすることができたのは、もみじ市主催ご夫妻の結婚式。
私たちは料理を、桑原さんはお菓子を担当。隣のテーブルのよしみでチーズケーキをいただきました。
すーっと体に溶けていくような透明な味わいに、ただただ驚きました。
なんの抵抗もなく心地よく、水みたいに体に染み込むお菓子。
こんなお菓子を作る人がいるんだ、と鳥肌が立ったのを覚えています。

それをきっかけに、お菓子はもちろん、やわらかいけど飾らない味のある人柄にも惹かれ、じわりじわりと仲良くなっていきました。
知り合うほど、桑原さんの作るものや世界をもっと密に感じたい気持ちも強くなり、単なる料理とお菓子の組み合わせではなく、何か特別な機会にお誘いしようと決めていました。
そして今回ご一緒出来ることに。ただただ、嬉しいです。

桑原奈津子 ファーブルトン

新刊の準備中で大変お忙しく、在廊できるかはっきりしていなかったのですが、当日カモシカにいらしていただけることになりました。うわーい。
気になるお菓子はキャラメルバナナチーズケーキ、バナナのスコーン。
そして、写真のファーブルトンを作ってくれます。見てるだけでとろけそう。
素朴で火の香りがして大好きなお菓子なので、とても嬉しい。喫茶では温めてお出しします。
コーヒーやワインはもちろん、バナナのようなやわらかな香りと甘みの白ビールと合わせるのも面白いかも。
テイクアウトには、バナナスコーンと自家製ドライフルーツぎっしりの胡桃バーをご用意いただけるそう。
皆様のご来店お待ちしています。

11/9 ヨーガンレール牧野里香さんの日

見てください。この問答無用な美しさ。
もーこれだけでワイン飲めそう。たまらん。

最初に牧野里香さんのお菓子を食べたときに感じたのは、この澄み切った圧倒的な静かな美しさ。
ヨーガンレールは社員食堂の料理ももちろんおいしいけど、私達が強い印象を持ったのはお菓子。一目惚れのような強い衝撃を受けました。
私はかねがね、本当にいいものは心が湧き立つのではなくてしんと静まっていくように感じるのですが、今回の四人のお菓子はまさにそう。
里香さんの場合、お菓子を作りながらもデザイナーとして一線に立ち、美しく健やかなものを生み出し続けている姿勢や生き方そのものなのかもしれません。
この写真も里香さんご自身が撮られたもの。唸るばかりです。
同じ作り手として知り合うことが出来て、今回間近でお仕事を見させていただくのは本当にうれしいし、刺激をたくさんいただいています。
こんな小さな食堂に牧野さんが来ることを許していただいた、ヨーガンレールさんにも心から感謝しています。

今回私たちが里香さんからいただいたお題は、ワインとお菓子との組み合わせ。
このオーガニックチョコレートのナッツバーは控えめな甘さでナッツの甘さが引き立っていて、これをちびりちびり、まるみがあって濃すぎない赤ワインを合わせたいなあ。
すっきりと香りが高い白とあわせても面白い。
里香さんお薦めのシナモンティーとの相性もばっちり。香りがはなやかすぎず、品がいいのです。
他にご用意していただけるのは、ナッツがぎっしり入ったスパイシーナッツケーキ、焼きたてほやほやの米粉マフィン、チョコナッツケーキ。
豆乳のクリームやジャムを添えてお出しするものもあります。

喫茶のメニューはいずれもテイクアウトができ、スパイシーナッツケーキはホール(1本)でもお持ち帰りいただけます。これは私の大好物。
小さいのにずっしり重く、一切れでも大満足なのです。
シュトーレンのようにちびりちびり、冬の楽しみにするのもお薦めですよ。

2011. 11. 4 Friday

11/8 歩粉さんの日

今回の「喫茶カモシカスペシャル」の記事を見てくださった方が「すごい。焼き菓子四天王が揃っている」とツイッターでつぶやかれていましたが、まさにおっしゃる通り。
よくこんなメンバーが揃ってくれたものよとありがたいやら嬉しいやらで、毎日小躍りしています。
おどってるだけではいけないので、今日はまずトップバッター8日担当・歩粉の磯谷仁美さんのご紹介。

磯谷さんを知ったきっかけは、友人drop around夫妻がきっかけ。
彼らは歩粉HPのデザインを担当しています。
「おいしいお菓子は世にたくさんあるかもしれないが、この人のお菓子を知っているだけで他に知る必要を感じない」と言ったのを耳にして、くいしんぼのdropがそんなこと言うなんて、と大いに興味を持ったのです。
何度か足を運び、そのたびに強い火の香りがするお菓子にどんどん惹かれていきました。
下の写真は歩粉さんならではのお菓子のフルコース。しょっぱいもの、生菓子やプリン、焼き菓子たちとジャム、シフォンケーキなどかなり贅沢。
素材感がどれもしっかりしていて、品のよさと力強さのバランスが絶妙なのです。
オカズデザインの中ではスコーンやジンジャーパウンドケーキは大切な方への手土産の定番になりました。
問答無用で人を幸せにする力がある。それは本当にすごいことです。

歩粉 スコーン

イベントには出られずお店を大事にされている方だから難しいだろうな…と思いながら今回の企画にお誘いしたところ、なんとお店を休んで来ていただけることに。
しかも、しかもですよ。
歩粉の看板ともいえるスコーンの特別版を作っていただくことになったのです。
シンプルさを大事にしている歩粉さんや喫茶カモシカにも似合うし、歩粉さんでは召し上がっていただけない特別感もある。
ゴルゴンゾーラとくるみのスコーン、かぼちゃとアーモンドのスコーン。
奇をてらわない定番の組み合わせ。試食させていただいたのですが、卒倒するくらいおいしかった。
写真はゴルゴンゾーラのほう。かぼちゃのほうは、うっかり無心で食べてしまい撮りそこねました。

当日はこの二種のスコーンに二種のクリームを添えたワンプレート仕立てでご提供させていただきます。
歩粉さんファンはもちろん、はじめて召し上がる方はそのおいしさにびっくりすると思いますよ。
テイクアウトも少量ですがご用意していただけるとのことです。
数に限りがありますので、お一人様の購入数に制限をさせていただくかもしれませんが、ご了承ください。

温かい紅茶はもちろん、ワインにもよくあうと思います。
のんびりとお休みがてら、ゆっくりお菓子を楽しみにいらしていただけたらと思います。
磯谷さんとオカズ一同、お待ちしています。