2013年2月27日

「酒と白磁」と、boilさんの古道具

「酒と白磁」オープン前日。酒のアテの仕込みも佳境に入ってきました!
皮付きの豚バラやぴちぴちの内臓は野菜と一緒にとろっとろに煮込まれ、山梨の農家さんが大事に育てた無農薬の豆は野菜の出汁でことこと煮て前菜やスープに。
今日明日は煎りたての珈琲やフレッシュな山羊チーズ、新鮮な野菜と香草たちがぞくぞくと到着。楽しいなー。

そして昨日は、岡田さんからもどっさりと器が届きました。
白くて豊かな器が1つ1つ出てくるたびに、思わず歓声。早く料理を盛りたいなあ。
今回は主役・リム皿は、boilさんがフランスやオランダで仕入れた古い美しい器を基に岡田さんが型を起こしています。
ただの写しではなく、岡田さんが何度となく微調整を繰り返して仕上げてくださったもの。
やわらかくとろりとした印象の中に、凛とした佇まいを持った皿。
角のリム皿あってそちらも使い勝手がよくお薦めです。


今日はboilさんの古道具の搬入日。
boilさんは新宿の世界堂近くで岩本篤さんが営まれている小さなお店。
古いあやしげな雑居ビルの6階。急で狭い階段を、いつもひーひー言いながら上ります。
静かで温かみがあり、ほんのり色気ある古道具ばかり。
飾って眺めるのではなく、今の生活でも仕える道具や器が多いのも嬉しい。
くいしんぼの作家やカメラマン、料理家にもファンが多いお店です。
今回こんな風に関わっていただけて、本当に嬉しい。
岡田さんの白い器とどんな風に組み合わせて展示しようか、わくわくしています。

いよいよ明日12時からオープン。
イベントの詳細や地図はこちらです。
食事にご予約は不要ですが、混んでいるときは少しお待ちいただくかもしれません。
器や古道具を見ながらお待ちいただければと思います。

お天気も持ち直すみたいで、ほっとしています。
どうぞ温かい格好でいらしてくださいね。