いよいよ週末にせまってきましたカモシカでの筑後イベント。
カリ~番長・水野仁輔さん、料理家の広沢京子さんとの共著「『本当のおいしい』があるところ」出版記念おもてなし企画です。
筑後川流域で育っているおいしい野菜や食材が買えるマルシェと、日替わりで食堂を開きます。
※食堂は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。
初日20日(土)は広沢京子さんによる「ちくご食堂」。
先ほどメニュー案が届いたのですが、いちご豚のハンバーグやクレソンのポタージュ、筍と親鶏のコンフィ、グリーンサラダのエッグソース、茶飯などなど。
すっごくおいしそうです。うー食べたい。
ティータイムも有機焙じ茶のブラマンジェや苺シャーベットなど、そそられるものばかり。
筑後の食材のおいしさを全身で感じている広沢さんが料理する「山定食」と「海定食」。とても楽しみです。
21日(日)はオカズデザインの昼定食。
A定のおかずは、おいしい苺をたんと食べて育ったストロベリーポークのコロッケ。
数多く料理はしてきましたが、コロッケは一番繰り返し作っている自慢のレシピです。
いつかコロッケ屋をやりたいなーと妄想するくらい。
とろりとした食感で丸々した形。ソースはいりません。
土鍋炊きご飯と味噌汁、小鉢をお付けします。もちろん全て筑後の食材で作ります。
そしてB定食は敬愛するゆむたファームの卵を使った玉子丼です。
NHK連続テレビ小説「てっぱん」の中で、おばあちゃんが主人公・あかりに初めて作った料理。
放映終了から2年がたった今でも、あちこちで食べたいと言っていただき嬉しい限りです。
ただ、シンプルだからこそ奥が深く、1つ1つの動作にも集中力をかなり必要とされる繊細な料理なので、これまでイベントで出したことはありませんでした。
でも、体と気持ちに染み入る透明感のあるおいしさを持つゆむたファームの卵と出会って。
この卵をみなさんに紹介したいと言う気持ちがむくむくと湧き、今回チャレンジすることにしました。
こちらがその卵。
しっかりとした殻を割ると、レモンイエローの黄身とぷりりと盛り上がった白身が登場します。
広沢さんも本の中で触れていますが、ほんっとうにため息でるくらい美しい。
黄身の色を濃くするための色素などを一切用いず、自然のままのびのびと育てています。
鶏糞で育てた野菜を鶏たちが食べるという自然の循環を作っています。
のびのびと走り回っているので、肉もガラも素晴らしくおいしいのです。しみじみ力強い。
広沢さんが20日出すコンフィやスープで味わえますよー。どうぞお楽しみに!
卵も6個入りで販売予定です。あまり数が多くないので、お早めにどうぞ。
あまり火を入れずに半熟気味に仕上げるのがお薦めですよ。