2010年8月27日

残暑お見舞い申し上げます

だいぶ更新空いてしまいました。すっかり残暑ですね。
みなさまお元気ですか?
東京と大阪、二手に分かれたりいったりきたりしながら、数日前やっと3人揃って東京に。
色々書きたいこともあるのですが、まずはたまってしまった掲載お知らせ。

エイ出版社『暮らし上手の台所』に、8ページにわたって紹介いただきました。
カモシカの台所、使ってきた器、いまお薦めの道具などをご紹介。
扉見開きにも、吉本ばななさん『キッチン』の冒頭と共に台所写真が載っています。
表紙にもちらりと。ありがたいことです。
益子のstarnet「山の食堂」の台所など、他のページも素敵でほうっと見ほれてます。

『In Red』にて連載の「台所ことこと」。
9月号はポテサラです。
出来るなら、ぜひマヨネーズも自家製で作ってほしい。
その価値ありです。お酒すすみます。
エッセイ担当の中川ちえさんと、最近改めてこの連載のコンセプトを熱心に話し合ってます。
本になった時にずっと持っててもらえるよう、質と内容をより深めたいと思う。
とか言いながら、おいしいものをたらふく食べて呑んでます。

『きょうの料理ビギナーズ』連載の「つくっておく、とっておく」。
えーと、二か月分ご紹介がたまってます。
8月号はピクルス。
昆布を使うので、酢がやわらいで男性にも好評です。
展開料理はこのピクルスを使った、自家製タルタルソース。
鶏ささみやトマトのフライにたっぷりかけて、食べてみてください。

9月号は、塩きのこ。
ご飯にかけてもいけますが、この塩きのこを刻んで玉子焼きを作るとおいしいのです。
ふんわりした出汁巻きに、しゃきっとした塩きのこの食感。
朝ごはん、酒の肴にお薦めです。

『FRaU』9月号の「観るとすぐ人に話したくなるDVD」特集で、
食べるシーンがえらくおいしそうなもの3本、料理長が推薦してます。
考えてみれば映画だけでなく、ずっともち続けている本もそういうのばかり。
食べることはわたしの人生の核なんだなーと、改めて噛み締めてます。

2010年8月2日

ちょこっと帰ってます

東京に戻って数日が経ち、気がついたら8月。
滞在が長かったせいか今回は結構しんどかった。。毎日徐々に疲れが増してくる。
ホテル暮らしだからかとか、NHKの調理室が窓がないからだろうかとか色々考えてみたけど、全部あてはまっているようなそうでもないような。
なんでなんだろ、なにが足りないのだろうと自分の内面とよく会話した滞在だった。

途中、Oogiさんでの木下宝さんの展示のお手伝いは、すごくいい気分転換になった。
宝さんもOogiのご店主・桂子さんも、尊敬する女性。
おおらかで居心地よくて、のんべでくいしんぼう。そして仕事には一切の妥協がない。
おだやかで凛とした、気持ちのいい展示と時間だったなー。お客さまともゆっくりお話できて、うれしかった。

戻ってから数日ごろごろしている間に、モンゴルにいってる友達から葉書が届いた。
「今日はヤギの解体を習う予定。そらまめのことを思い出しちょっと複雑です」
そらまめとはオカズデザインの事務所犬(ヤギ似)。
ちょっとかいと突っ込みながら、遠いところにいる彼女からも何か力をもらった気がした。
屠りたてのヤギを食べながら、風と草原の地でどんなことを考えたのだろう。