2016年4月15日

drop around個展「はたらく服、布の道具」の料理

いよいよ明日16日(土)からdrop around個展「はたらく服、布の道具」展が始まります!
会期中お出しする料理、お待たせいたしました。
コース仕立てで北海道と蒜山の素晴らしい食材をふんだんに使います。
12時と13時半の各2回、8名さま一斉にお出しします。お席のご予約は当日朝10時からお電話で承ります。

  • 北のポタージュスープ
  • 冬越し人参と黄金柑 / 紫花豆 / 摘みたての山菜
  • 自家製ロースハムのクロックムッシュ
  • もりかげ商店のレーズンサンド
  • コーヒーまたは紅茶

会期後半の20日(水)はクロックムッシュはお休み、お米農家やまざきのお米を使ったキーマカレーをお出しします。新鮮な香草をどっさり仕上げに入れる春のキーマ。こちらもどうぞお楽しみに!

お菓子はもりかげ商店のレーズンサンドのほか、定番の発酵ショートブレッドやキルシュクーヘン(サワーチェリーたっぷりのキャラメルケーキ)もご用意します。
興部町のみずみずしいリコッタをつかったアイスクリームをパフェ仕立てにしたいなあと考えていますが、仕込みの都合で登場するのは会期半ばになりそうです。

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レーズンサンドは、drop aroundのロウビキ箱に入れて4個入りの贈り物にすることも出来ます。
在庫があれば承ることが出来ますので、当日お声がけくださいね。
みなさまのご来店をお待ちしています!


4月のカモシカ drop around個展「はたらく服、布の道具」
2016年4月16(土)-22(金)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
drop around在廊日 4/16-19

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください
  • 食事席は8席、17時ラストオーダーです。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ランチのご予約は当日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)

2016年4月13日

drop around個展「はたらく服、布の道具」の食材たち

カモシカで展示をされる作り手は皆さんくいしんぼう。
毎回展示でお出しする料理は、作家さんたちの「あれ食べたい」「これ器にのせて」などのご要望を反映させることも多いです。
drop aroundも例外ではなく、今回出されたお題は北海道らしさ。
自然豊かな大地ならではのおいしい食材を多く使ってほしいとのご希望でした。

素材選びは、今の季節あるおいしいものを吟味しながら、カモシカで大切にしていることやdrop arondのイメージともあわせていく大切な作業です。
素晴らしいものを作る農家さんをたずねて話してみるのが一番確実で、料理人として喜びでもあるのですが、オカズが直接訪ねた北海道の農家さんはワイナリーのみ。ほぼ手持ちの札ゼロ。
お互い信頼できる関係はすぐ成り立つものではなく、でも検索かけて適当に選びたくはない。
うーんどうしたものか、札幌の友人知人の伝手をあたるかな…とひそかに悩んでた折に、dropにご紹介いただいたのが洞爺湖の食材店toitaさん。

自ら農家さんの畑に行きごぼうも掘ってくださるという真摯な姿勢に安心して、挽きたての小麦や無農薬の豆、色とりどりの美しい雪下人参などを仕入れさせていただくことに。
また、drop家が自然栽培で育てている冬越しのじゃがいも。びっくりするくらいおいしいので、こちらもどっさり送っていただきました。
オカズの拠点である岡山・蒜山中和村の摘みたての山菜や湧き水、自家製のハムやベーコンとあわせ、ドイツの小さな町工場食堂のような、素朴で質実剛健ながらほんのり洗練された空気感が作れたらと思ってます。
メニューの発表までもう少しだけお待ちください。

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撮影:大沼ショージ

お米農家やまざきのおいしいお米たち。drop aroundのお仕事で、東京近郊で多くの皆様が多く目にしているのはこのパッケージかもしれません。
ロゴやパッケージをはじめとした紙物、ウェブデザインにわたるまで全てdrop aroundのデザインワーク。書籍『お米やま家のまんぷくごはん』のブックデザインも担当されています。
撮影された大沼ショージさんもdrop around青山ご夫妻と長年親交があり、思い返せばショージさんとオカズの初対面もいまはなき恵比寿のdrop店舗でした。懐かしいなあ。

昨年の鬼怒川水害で大きな被害をうけたやまざき家の支援プロジェクトを立ち上げたのもdropです。
17日の茶話会ではこうしたお話も伺えたらと思ってます。
※ご予約は満席になりました。キャンセル待ちのお申し込みはこちらで受付中です

会期中はやまざき家のお米や米粉、五島列島・小値賀島の無添加ピーナッツペースト、石田珈琲店のコーヒー豆などdrop aroundがデザインしたおいしいものも並びます。
せっかくの機会、会期後半にはこのお米をつかったカレーもお出しできたらいいなと思ってます。
メニュー発表どうぞお楽しみに!

2016年4月8日

drop around個展「はたらく服、布の道具」のお茶菓子

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みなさま朗報です!
drop around・オカズデザインともに縁が深い「もりかげ商店」森影里美さんが、今回の展示にあわせレーズンサンドを作ってくださることになりました。
口にするとすみずみまで澄んだ空気が広がるような、素朴で透明な味わいのもりかげ商店のお菓子。
うっとりするようなレーズンサンドになること間違いなしです。
テイクアウトも出来ますし、お持ち帰り用には別のお菓子も並びます。嬉しいなあ。
さらに贅沢なことに、昨日告知した17日夕方の茶話会では、チーズケーキを作ってくださることに!
お茶にもワインにもぴったり合うそうで、とっても楽しみ。

また札幌の石田珈琲店・石田昌史さんも、この企画のためにブレンド・焙煎してくれます。
パッケージデザインはdropさん自らがデザインした特別バージョン。
北海道らしくやや深煎りのコーヒー豆、レーズンサンドにもよく合いそうです。
TEALABOtの紅茶「ソレイユ」もやってきます。
スリランカでも標高がもっとも高い山岳地帯の澄みきった茶園で育った、春らしい紅茶。
花のような香りと爽やかな渋みで、すっきりとした味わい。こちらも楽しみです。

2016年4月7日

droparound個展「はたらく服、布の道具」17日の茶話会

drop around個展「はたらく服、布の道具」。いよいよスタートまで1週間ちょっと。
お店であり工房でもあるM&Wでも、続々と作品が出来上がってきているそう。楽しみ楽しみ。

drop aroundの青山夫妻と出会ったのは、今から10年ほど前。
恵比寿にアトリエを持ち週末はお店としてもオープン。ヨーロッパで買い付けた古道具とご自身のプロダクトの販売をされていました。
依頼された仕事が山のようにある忙しい日々の中でも、自ら発信・表現し、伝えていく。
同じように夫婦でデザイン業に関わる(というのもおこがましいのですが)オカズデザインにとって大いに刺激や影響を受けてきました。
カモシカがこうしてあるのも、東京と蒜山を行ったりきたりしているのも、お二人が一歩も二歩も先を見て実行する姿を見せ続けてくれたからだな。と、しみじみ思います。
今回の個展をひらくことが出来て、心から嬉しい。

デザイナーは「伝える」ことが仕事です。
ものを人から人へ分かりやすく伝える。依頼してくださった方がご自分では言葉にできない想いや願いを言葉や形にして、分かりやすくととのえる。
人が手がけるので個性が滲みますが、美しい表現や手法を使ったとしても伝えるための手段であり、目的ではありません。

腕まくり

drop aroundの作品には、伝えるプロフェッショナルであり続ているからこそ表現できる、機能性と抑えた美しさがあります。
「使いたいものがなかったから作った」と笑う、用の美を体現している文房具、紙製品。
今回はそれらに加えて、日本やヨーロッパの古着をひもとき、そこから生み出されたワークウェアであり日常着である服たちが並びます。

17日の日曜日の夕暮れ、drop aroundのお二人を囲んで小さな茶話会をひらくこととなりました。
作品への考えや想い、ご夫婦での活動、札幌での暮らしやこれから目指すことなど。
貴重なお話を和やか&ざっくばらんに伺えるまたとない機会。
作ることと暮らすことを大切にされているみなさまに、ご参加いただければ嬉しいです。
dropさんとご縁が深い、もりかげ商店さんのチーズケーキつき。お申し込み、お待ちしています!
4/12追記 満席となりました。引き続きキャンセル待ち受付中です

◇4/17 drop around茶話会
16:30より受付
17:00-18:30 12名さま
¥2500(もりかげ商店のチーズケーキ、グラスワインまたはお茶付)

会場 カモシカ
東京都杉並区下高井戸4-5-10
03-6304-6270

お申込みは、4/9(土)正午より先着順にメールで受け付けます。
こちらのアドレスに必要事項をご明記の上、お申込ください。

メールアドレス

  • 件名「drop around茶話会」
  • 代表の方のお名前(フルネーム)
  • 人数
  • メールアドレス
  • 当日ご連絡がつく携帯電話番号
  • 注意事項(メールを送る前に、必ずご一読ください)
  1. 受付開始以前に届いたメールは無効となります。
  2. お申込みの可否を2日以内にご返信させていただきます。
  3. 携帯電話やフリーメールのアドレスではフィルタにかかり、こちらからのメールが届かない場合があります。サーバーの設定をご確認ください。
  4. お申込みから3日たってもこちらからメールが届かない場合、自動削除されていないかメールソフトのごみ箱などをご確認の上、お問い合わせください。

2016年4月1日

4月のカモシカ・drop around個展「はたらく服、布の道具」

空色のバッグ展の名残りを感じつつ、もう2週間もすると4月の展示が始まります。
青山 剛士さん・青山吏枝さんによるユニット・drop aroundがカモシカにやってきます!

お二人は第一線のデザイナーとして文具などのプロダクトをはじめ、書籍やウェブサイト、パッケージデザインなど、多彩なお仕事を手がけられています。
2014年にはshop & gallery「MANUFACTURE & WORK」を札幌にオープン。
自ら改装を手がけられたシンプルな空間に、機能的で美しい佇まいをもつdrop aroundのプロダクトと古道具が溶け込むように並んでいて、とても居心地がいい静かなお店です。

はたらく服、布の道具

今回の主役は「はたらく服」。
国内外の様々な作業着をこつこつと集め再構築して生み出された、日常着としてのワークウェアを中心とした展示となります。
以前から定評があったdrop aroundの布作品、これだけまとまって見ることが出来るのは今回が初めて。
動きやすく、さりげない布の道具。白や紺を中心とした抑えた色合いの上質なリネンやコットンウェアで、男女ともに長く着こなせます。

もちろん、これまで手がけられてきた紙ものをはじめとした雑貨や食料品もやって来ますよー。
シンプルで美しいパッケージに包まれた、長く使っていきたい文具。コーヒー豆、おいしいお米などがずらりと並ぶ予定です。

期間中は毎日、オカズデザインによるランチやお菓子をご用意します。
また、4/17(日)夕方から、青山ご夫妻のお話会も予定しています。詳しい内容やご予約方法はおってご案内させていただきます。どうぞお楽しみに!


4月のカモシカ drop around個展「はたらく服、布の道具」
2016年4月16(土)-22(金)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
drop around在廊日 4/16-19

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください
  • 食事席は8席、17時ラストオーダーです。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ランチのご予約は当日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)