大阪のはずれにあるSEWING TABLE COFFEEにはじめて行ったとき、日本にこんな素敵な場所があるのかと心の底からびっくりした。
古い洋裁学校の敷地内でギャラリーとカフェを営む玉井さんご夫妻も、伸びやかできれいな佇まい。
ミルク珈琲とトーストをいただきながら、木々に囲まれた庭で美術作家の永井宏さんが詩のワークショップをやっているのを眺め、夢のような風景だなあと思ったのを覚えています。
少しでも空気感を長く感じていたくて、玉井恵美子さんの著書を買って帰りました。
美しく力強い言葉と挿絵に、これまで何度励まされたか分からない。
玉井さんは洋服も作られていて、17日から神宮前のタンバリンギャラリーで、個展を開かれています。
美しくシンプルで、のびのびした素材とライン。お人柄そのまんま。
まるで風をまとっているように心地いいのです。
不思議なご縁で、明日21日のティータイムのレセプションとして、オカズデザインのレモネードと天然酵母のショートブレッドをお出しすることになりました。
この日のために2ヶ月近く熟成させたレモネードも、とてもおいしくなっています。
4月に急逝された永井さんの教え子たちが集まり、詩の朗読や演奏もあるそう。
ぜひ足を運んでいただければうれしいです。
イベントの詳細はこちらです。