2017年2月6日

二月のカモシカ・2/25-26 kantyukyo料理会「根なるもの」 ※受付終了しました

ふくらみを選ぶ

僅かな問いに

種(しゅ)の始まりは

暗黙に描(えが)く

誰も知らない

地中からの手紙

kantyukyo
の存在を知ったのは、今から5年以上前。
今回の展示の主役のお一人・五月女寛さんが、言葉に出来ないくらいすごいギャラリーに出会った、呆然となるくらい美しく静かで、一日一組だけ料理を予約制で食べることもできる、必ず心に響くはずだから行ってみてと興奮気味に教えてくれました。
その後、雑誌『住む。』にkantyukyoが掲載、オーナーであるよこたよしかさんの空間や展示、料理に対する意識と姿勢が美しい写真とともに12ページにわたって紹介された記事をたまたま読み、衝撃を受けました。

実際に広島へ足を運び、よしかさんとkantyukyoに出会ったことは、五月女さんが予言してくれたようにオカズデザインを根底から揺すぶる記憶となりました。
季節ごとに野山や田畑に入り、自ら山葵や栗を拾い、手間を惜しまず触りすぎることもない。シンプルすぎるほどシンプルながら奥行きのある味わい、品格と野生味、儚さと強さが共存する皿の数々。
照明をしぼり、あえてろうそくの灯りで眺めることで浮かびあがってくる展示作品。
土くれや蜘蛛の糸といった自然物も登場し、その発想の豊かさと凛と妥協ない姿勢にふれることはギャラリーとしてはもちろん、デザインや印刷に対する指針をも見つめなおす機会となりました。
もてなすこと・ものを作り暮らすこと全てが唯一無二、深い刺激をいただいています。
修行をすることなくこの世界に入った私たちにとって、よしかさんは師のように敬愛する方。
こうしてカモシカにお迎えできることは、大いなる喜びです。

冒頭の詩は、今回の展示によせてよしかさんが贈ってくださったもの。
企画の趣旨である、目に見えないけれど確かに感じる大地や根の力をテーマに、蒜山耕藝の作物をはじめ、この土地の湧き水や食材でフルコースを二日間作ってくださいます。
みなさまとご一緒に私達も食卓を囲み、蒜山耕藝と五月女さんのお話に耳を傾けながら、ゆったり美しい夜を過ごすのを楽しみにしています。
よしかさんのプロフィールはこちらでご紹介させていただいますので、ご覧いただけたらと思います。

メールで事前にお申込みいただき先着順に受けつけ、オカズデザインからの返信をもってご予約完了となります。
下のアドレスに必要事項をご明記の上、メールをお送りください。
※満席となり受付終了しました。早々にたくさんのお申込みありがとうございました。

メールアドレス

kantyukyo 料理会「根なるもの」
2月25(土)・26(日) 18;00-21;00
各日 15名さま
お一人様8500円

  • 件名「kantyukyo料理会」
  • お名前(フルネーム・お連れ様がいらっしゃる場合は、その方のお名前もお願いいたします)
  • メールアドレス
  • 当日ご連絡がつく携帯電話番号
  • お申込み人数
  • ご希望日
  • 注意事項(メールを送る前に、必ずご一読ください)
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