2010年6月19日

オカズハウス

工房イサドの本田ご夫妻から以前いただいた「オカズハウス」が、料理長誕生日祝いでめでたく増築。
分かりますかねー?本宅の後ろ、長い階段をへて小さな小屋が。眺めよさそうです。
おいしい酒と読みたい本持ちこんで、のーんびりしたい。
ありがとう、イサドさん。

2010年6月15日

たぶん彼女は豆を挽く

アアルトコーヒーの庄野さんには、カモシカが出来たての時にとてもお世話になった。
近所だからいいよ。ぐらいの気軽さで、一度も会ったことなかったオカズのために、徳島から東京までひょいっとやってきてくれた。
ひどい風邪をひいてたのに飄々と淹れ続けてくれて、毎夜熱く語りながら一緒に飲んだなあ。
もう2年前のこと。なんだかひどく昔に感じる。
お互い、いっぱい色んなことがあったってことか。

コーヒーを果実や豆のように感じたのは、アアルトコーヒーがはじめて。
素材感があって、でも、すーっと体になじんでいく。
こんなコーヒーあるんだ。と、とても驚いたのを覚えている。
ひとつひとつの作業を丁寧に重ねた上での、澄み切ったコーヒー豆の味。
「うまいだろ」みたいな主張がなく、どこか飄々としている。ストイックで健やか。
庄野さんに似ている。というか、そのもの。

たぶん彼女は豆を挽く

そんな庄野さんの初著作『たぶん 彼女は 豆を挽く』が出版になりました。
詩的なタイトルだなーと笑いながらも、なんだかこちらまで嬉しくなる。
出版祝いの席におじゃました帰り道、さっそく電車の中で本を開いた。
コーヒーの選び方や淹れ方、そしてアアルトコーヒーが日々大切にされることが静かに熱く綴られている。
さっき別れた庄野さんと話し続けているような不思議な気持ちになった。

笑顔で肩の力抜いて、日々コーヒーを淹れたくなる。
ありそうでない、とてもいい本です。
ぜひ手にとってみてください。

2010年6月14日

6月上旬

空豆をもぎ、炭火で焼いて食べる。
屋上のブラックミントでミント酒仕込む。
友達からもらったわらびで酒のあてを作る。
夕暮れから川のそばの立ち飲み屋でビールとつくねをほおばる。
思い返しても夢心地になる、手料理フルコースをご馳走になる。
しっとり口どけのどら焼きをたくさんいただく。
穴子と椎茸のはさみ焼き、最高。大勢で日本酒くいくいいく。
北海道から山のように届いたアスパラを、みんなで山のように食べる。
カスタードプリンの開発に成功。でも、しばらくプリン食べなくていい気分。
友達が本を出した打ち上げにおじゃま。現地感あふれる中華を食べる。

おいしいもの食べて呑んでいっぱい話す。そして宿酔い。
6月はそんな毎日です。

2010年6月8日

掲載誌いろいろ

更新さぼっている間にいろいろ掲載誌も出てます。

『きょうの料理ビギナーズ』の連載「作っておく、とっておく」では、パストラミサンドをご紹介。
牛肉ではなく塩豚で作るので、他のものにも応用できます。
サンドイッチはシンプルなだけに難しい料理ですが、上等なパストラミサンドになったと思います。
外呑み外ご飯が 気持ちよい今日このごろ、ささっと作って夕焼け前に公園いって、よく冷えたワインと一緒にぐびっといきたいもんですね。
料理写真、今月号は特に かっこいい。気に入っています。

カメラマンのキッチンミノル氏はもうすぐ写真集を出版。
来月には青山で個展を開き、全国ツアーもするとか。
オー プニングではオカズもお手伝いの予定。
また近くなりましたらご案内しますね。

『In Red』の連載「台所ことこと」は、冷やしきつねうどん。
このうどん、そりゃもうおいしそうに写っている。麺の力がどん と出ている。
友人であり、うどん師匠であるNOBUさ んにお願いして、打ちたての生麺をたーんと送っていただいたもの。
きつねうどんのアドバイスも色々いただきました。
うまくなきゃ申し訳が立たないってもんです。
NOBUさんにも雑誌を送ってもらうよう、編集部にお願いした。
うー、見てもらうの緊張するなあ。

そして最後は。
創刊号から現在まで、ずーっとずっとファンである『dancyu』。
生姜の飲み物やカクテルを5ページに わたってご紹介してます。
うまく言えないのですが、うれしいを通り越してしみじみ感慨深いです。
dancyuから仕事をいただく所まで来たんだなあと。
自分達のこと、褒めてやりたいと初めて思いました。
見ていただけたら、とっても嬉しいです。

2010年6月3日

HPが新しくなりました

やっとHPとブログをリニューアルしました。紺屋の白袴とはまさにこのこと。

はじめましての方も、おなじみの方もどうぞよろしくお願いします。

旧ブログはこちらです。