2011年11月5日

11/9 ヨーガンレール牧野里香さんの日

見てください。この問答無用な美しさ。
もーこれだけでワイン飲めそう。たまらん。

最初に牧野里香さんのお菓子を食べたときに感じたのは、この澄み切った圧倒的な静かな美しさ。
ヨーガンレールは社員食堂の料理ももちろんおいしいけど、私達が強い印象を持ったのはお菓子。一目惚れのような強い衝撃を受けました。
私はかねがね、本当にいいものは心が湧き立つのではなくてしんと静まっていくように感じるのですが、今回の四人のお菓子はまさにそう。
里香さんの場合、お菓子を作りながらもデザイナーとして一線に立ち、美しく健やかなものを生み出し続けている姿勢や生き方そのものなのかもしれません。
この写真も里香さんご自身が撮られたもの。唸るばかりです。
同じ作り手として知り合うことが出来て、今回間近でお仕事を見させていただくのは本当にうれしいし、刺激をたくさんいただいています。
こんな小さな食堂に牧野さんが来ることを許していただいた、ヨーガンレールさんにも心から感謝しています。

今回私たちが里香さんからいただいたお題は、ワインとお菓子との組み合わせ。
このオーガニックチョコレートのナッツバーは控えめな甘さでナッツの甘さが引き立っていて、これをちびりちびり、まるみがあって濃すぎない赤ワインを合わせたいなあ。
すっきりと香りが高い白とあわせても面白い。
里香さんお薦めのシナモンティーとの相性もばっちり。香りがはなやかすぎず、品がいいのです。
他にご用意していただけるのは、ナッツがぎっしり入ったスパイシーナッツケーキ、焼きたてほやほやの米粉マフィン、チョコナッツケーキ。
豆乳のクリームやジャムを添えてお出しするものもあります。

喫茶のメニューはいずれもテイクアウトができ、スパイシーナッツケーキはホール(1本)でもお持ち帰りいただけます。これは私の大好物。
小さいのにずっしり重く、一切れでも大満足なのです。
シュトーレンのようにちびりちびり、冬の楽しみにするのもお薦めですよ。