2011年11月4日
あさっては11月のカモシカその1、内田真美さんとのサロン・ド・テ。
カモシカ中にバターと粉の香りいっぱいになるんだろうなあ。
真美さんの妄想ではオカズはサロン・ド・テを共に切り盛りする従兄弟夫妻、ワイン好きで塩をほどよくきかせた料理が得意という設定だそう。あはは。
ということでキッシュ焼きます。先日仕込んだ塩豚がほどよい加減になっているので、使おうかな。
他にグラスワインのセレクト、天然酵母ショートブレッドを担当します。
お茶とお菓子はご予約いただいた方のみですが、当日ご予約なくても、中川ちえさんがセレクトした器や、真美さんが大好きなアンシャンテのフランス紅茶などお買い求めいただけます。
アンシャンテさんの紅茶、私も何度かいただいたことがあるのですが、とてもおいしい。
キャラメルやバニラなどおいしい香辛料たくさんとブレンドした「冬の紅茶」と、すっきりやわらかな味わいで焼菓子にもよく合う「朝の紅茶・ビオ」の二種類を販売します。
もちろん真美さんの新刊『りんごのかんたんおうち菓子』もありますよー。
ご本人と直接お話できる機会もめったにありません。
ぜひいらしていただけたらと思います。
明日はいよいよ設営。真美さんのお家から家具をかりて、カモシカの空間をいつもと少々変えます。
どんなことになるんだろう。わくわくします。
2011年11月1日
さて、11月のカモシカ企画その2のお知らせです。
実はカモシカは今年の春に3周年を迎え、今年中にスペシャルな喫茶カモシカをやろうと考えていました。
ただ、祝い事とはいえ日常感・普通さを大切にしている企画。
ぎゅっとした濃い内容を静かに紡げるようなことがいいなとイメージし続ける中、11月6日のカモシカ企画「サロン・ド・テ」が決まり、あたまの上にぴこーんと電球が。
内田真美さんとのお菓子企画の流れを活かし、8日からは日替わりで違う方に喫茶のお菓子を担当していただくことになりました。
滋味深い全粒粉のスコーン、お菓子だけの贅沢なフルコースを提供されている恵比寿の歩粉さん。
すこやかで美しく静かなお菓子を作られる、ヨーガンレールお菓子担当・牧野里香さん。
素材と粉の味を強く引き出しながら、どこか懐かしいほっとするお菓子を作る桑原奈津子さん。
そのお菓子を口にするたび、体中においしさがとけていくような感動があるfoodmoodさん。
この四人の方に日替わりで作っていただくことになりました。なんともはや贅沢。
みなさん超がつくほど人気がある方ですが、お忙しい中こころよく引き受けてくださり、一緒にカモシカに立ってくださることになりました。
※桑原さんはお仕事の関係で、在廊できるか現在調整中です。決まり次第お知らせします。
ずっと昔から大好きな作り手たち。あー顔がにやけます。オカズが一番しあわせもんかも。
共通しているのは力強くストイックな焼菓子を作ること。お名前を書いているだけで、火と粉のこうばしい香りが漂ってくる気がします。
どの方のお菓子も不思議にお茶はもちろん、お酒もよく似合うのです。
去年の喫茶カモシカとほぼ変わりはないくらい、メニューはごくシンプルです。
いつも人気の定食は、コロッケとオムライスを予定。
お菓子にあわせて飲み物を変えたり、日によってはお菓子と食べ物のセットメニューも登場します。
写真はなかしましほさんのモカロール。
明日以降、それぞれの方のご紹介やお菓子についてもう少しお知らせしていこうと思います。
どうぞお楽しみに。
11月のカモシカその2「喫茶カモシカスペシャル」
