2011年12月15日

お節会やります

吉村和美さん受注会「黄色」、連日多くのお客さまにご来店いただいています。
みなさま、寒い中本当にありがとうございました。
喫茶で器を実際使うことで、むくむくとイメージ湧かれる方も多いようです。
菓子皿に淡い黄色のバウムクーヘン、明るい色合いなのに不思議に静かな佇まいで、なんとも綺麗です。

受注会は18日日曜日まで。最終日は17時までの営業となります。
この日は特に冷え込むようなので、どうぞ温かくしていらしてくださいね。


写真:キッチンミノル

さて、今年最後のイベント告知。
東京・世田谷の夏椿で、定期的にお節の教室をやることになりました。
第一回目は「栗きんとん」。

実は私、小さい頃から筋金入りのお節好きです。
ハレの料理ながら華美ではなく、佇まいは静かで清々しい。
酒の肴としてもおいしいし日持ちもする。
時間はかかるけどひとつひとつの作業はシンプル。
正月に向けて数日かけて味を含ませ、ゆっくりおいしく仕上がっていく過程もいいなと思っています。

こんな風に思えるのは、母がおいしいお節を作ってくれていたおかげですね。
まだまだ母のお節に追いつけないのは、年の功はもちろん、1年に一度しか作らないことも大きい。
もっとがっぷり向き合いたいものだなあと思っていたところ、夏椿さんでこんな会を定期的にやらせていただくことになりました。
伊達巻、黒豆、ローストビーフなど毎回お題を変えて、とびきりおいしいお節をみなさんと一緒にこつこつと作っていきたいと思います。
友達やご近所と集まって「私は田作り」「じゃあ私は煮しめ」とか、分担してお節を作るのも楽しそうですね。

縁起の意味もこの機会に改めて調べようと思います。お重についてももっと知りたいし、お正月以外にも気軽に使っていきたい。

まだお席に少し余裕があるようです。
ご予約は夏椿さんへメールまたは電話でお願いいたします。