2014年11月4日

11月のカモシカ・パンのこと

6日スタートの中里花子さん個展「呑む、食べる」を控え、カモシカの台所にいい匂いが立ち込めています。
ぐつぐつ煮込まれるごぼうといのししのラグー、青く華やかな生ほおずきの実のソース、いちじくのコンポートから漂うワインとスパイス、チョコレートケーキやキッシュの焼けるこうばしい香り。
タイトル通り、明るいうちから呑んで食べていただきたいメニューがずらり揃います。

となれば酒にもコーヒーにも合う、そそるパンがほしい!
5月の「泡とハム」8月の「100年続くパン」に引き続き、広島・ブーランジェリードリアンのパンがやって来てくれます。
5月にもお借りした写真ですが美しいので、アンコールでご紹介。

derien_bread

ドリアン田村夫妻によると、ドリアンのお客さまには非常に酒好きが多いそう。だろうなあ。。
口中に広がる力強い火と小麦の香り、料理を前に押し出してくれる静けさ、そしておいしい酒を飲んだ時のようなふんわりした幸福感。
こんな料理をオカズデザインも作りたい、と食べるたびに思うのです。

日々の食事にあわせてお出しするのはもちろん、内田真美さんとの料理会に登場する予定ですが、せっかくなので初日の6日(木)・9日(日)はテイクアウト用もご用意します(売切れ次第終了となります)。
秋の散歩をかねて、遊びに来ていただければ嬉しいです。