事務所犬そらまめは雪が大好き。
誰もまだ踏んでいない屋上で転げまわってはしゃぐ。
遊んだあとは人の膝で丸くなりこんこんと眠り続けるのもお約束。
2012年2月29日
雪の日のお約束
2012年2月1日
ぎっくり腰とツイッター
寒い日が続きますね。庭の池も凍ってます。
一昨日、高知のギャラリーエムツウのるみ子さんから電話をいただく。
「ブログ更新してないね」と言われ、一月ぐらいほったらかしなことにはたと気づきました。
更新してなかった理由は1月前半が大きな仕事と新連載が始まり集中していたのと、秀治のぎっくり腰。
新年そうそう、ふっと屈んだ瞬間になってしまいました。通算三回目。あーあ。
整体とサポーターで仕事はなんとか乗り切りましたが、しばらく寝たきり。
日々のご飯担当はここしばらく秀治だったのが必然的に交代。
自分では渋々淡々とやっていたつもりだったのですが、ある朝「毎日料理するの楽しそうだね」と言われ、はっとしました。
自家製保存食の便利さを実感できること、いただきものや仕事で余った食材を活かすこと、体調や旬を考えて料理を決めること、色んな器に盛ること、日々きちんと台所を掃除し道具を手入れすること。
アトリエで仕事として料理する感覚とは同じようで違うのも面白く、秀治の腰が治ってからもせっせと家料理続けています。
26歳のオカズ森影にも出来るだけ料理を食べてもらって、色んなことを伝えたいという気持ちも。
同時に日々食べたもの作ったものを備忘録としてツイッターにつぶやき始めました。
毎日仕事以外でどんなものを食べているのか、取材などで聞かれることが多いのですがあんまり覚えていなく、気になっていたのです。
ブログに載せたり画像を撮るほどではないし、記録としても残るのでちょうどいいツール。
ツイッターはこれまであまり使っていなかったのですが、俄然面白くなってきました。
ほったらかしのmixiは退会、フェイスブックに誘われても「ブログだけで手一杯」と今のところ断り続けていますが、面白い使い方思いついたらやってみるのもいいかもなあ。
そんなこんなでブログ右下に最新のつぶやきも反映させるようにしてみました。
どうぞよろしくお願いします。
2012年1月4日
明けましておめでとうございます。
2011年7月27日
おこのみたべたい
2011年3月13日
東京に戻りました
松本で地震にあいましたが、昨日東京に戻りました。
オカズ3人も事務所犬そらまめも、みんな元気です。
みなさまは大丈夫ですか?
余震が続いていますので、くれぐれもお気を付けください。
わが家も、避難や停電・断水に備えているところです。
マンションの炊き出し用の大釜も、倉庫から運び出されてました。
秀治は太陽光パネルを何やらする係に任命され、せっせと動いています。
松本に行っていたのは三谷龍二さんのお店「10cm」のオープニングパーティに伺ったため。
翌日帰る前に、木下宝さんと蕎麦を食べている最中に地震。
経験したことのない、長く大きな揺れでした。
駅に向かったら電車が全て止まっていたものの、1~2時間すれば復旧するかとのんきに構えてました。
秀治が咳が続いてて気になっていたので、こういう動けないときにこそと駅前の病院に行ったくらいです。
咳は軽い炎症ということで問題なかったのですが、病院のテレビを見て呆然。
あわてて10cmに戻り、三谷さんや宝さん、まだ松本を発っていなかった方達と合流しました。
夜は大勢で地震速報を見ながらご飯を食べ、不安ながらも心強かったです。
朝4時ごろ長野で大きな地震があり、これは数日戻れないかも…と覚悟しはじめましたが昼間に電車復旧、夕方に帰京。
カモシカは古い家なので心配していましたが、ガラス瓶が数個割れたくらいで、ぴんしゃんしてました。
自宅はまったく問題なし。
家族や友人も、それぞれ被害にあいながらも、みんな元気。ひとまずほっとしています。
東北、まだ余震が多い千葉や茨城の友人のことが気にかかります。
それにしても、三谷さん、伊藤まさこさん、井藤昌志さんご一家には連日とてもお世話になりました。
私達もそうしていただいたように、こんな時だからこそ助け合えたらと思います。
「みんなでご飯を食べると節電・節水になり、情報も共有できて、何より励まされる」
とツイッターにありましたが、本当にそうだ。
まず大切なひとのために、料理しよう。みんなで食べよう。
今夜は近所の友達を誘って、大勢で食卓を囲もうと思います。
2011年1月8日
十年
昨日、われら夫婦は結婚丸10年を迎えました。
七草粥以外はなにもしないつもりだったんだけど、思わぬ流れで大好きな店・margoへ。
おいしい白ワインと料理を静かにゆっくりいただくことができました。
食後に極上のハードリカーとカカオをごちそうになり、夢心地。
margoまりこさん・まきじくん、ありがとう。うれしかったです。
荒井良二さんカップルにもお目にかかれてよかった。
久しぶりの荒井さん、さらにぴかぴかしてたなー。
それにしても、10年ですよ。
あっという間のように感じても、思い返すとたくさんのことがありました。
10年前は、こうして料理とデザインを並行して仕事するだなんて、思いも寄らなかった。ほんとうに。
次の10年もよろしくと、グラスをぶつけあいました。
あれ。さらに10年たったら、結婚20年ってことか。ひゃー
今週はテレビ以外の仕事が続く。
明日は雑誌取材で、鶏の唐揚げを作ります。
明後日はハムエッグの撮影。2日おいて、たらこスパゲティ。
こういったスタンダードで当たり前の料理が、やっぱり一番好きです。
2011年1月1日
2011
2010年11月19日
休むを楽しむ
とある飲み会で、noyamaの山戸ユカさん・高橋紡さんと一緒になんかやろうと盛り上がる。
企画名は「オカズヤマ」。相撲取りを連想させるということで、土俵入りからイベントをはじめようとか酔っ払いのたわごとは続く。
また別の飲み会で、『murmur magazine』服部みれいさん、フードコーディネーターたかはしよしこさん、編集者れいこ&あんな嬢と大いに話す。
おおらかで気持ちがよくて、筋が通っている人と会うと、ぐっと体も気持ちものびやかになります。
こうして助けられて、ずっとオカズはやってきているように思う。
どんなに忙しくても、きっちり休みをとることの大切さをようやっと実感しています。
私生活をないがしろにして仕事をしてきたこの5年。
そのおかげで、色んなひとに会えたしたくさん仕事もいただいた。
ただ、デザインも料理も自分から生まれるもの。
自分自身が豊かで健やかでないと、これ以上深い表現にはつながらない。と感じはじめたところ。
ということで、月末は大好きな方に会いに松本にいってきます(なんか言い訳がましいな)。
急ぎのやりとりがない夜は携帯の電源も切ろうと企んでますが、小心者なんでなかなかできない。
数日前思い切ってやってみたけど、落ち着かずうろうろ。
のんびり実践していこうと思います。
屋上の小さな菜園もずっとほったらかしだったけど、先日久しぶりにカリフラワーを植える。
が、いまいち育ちがかんばしくなく、土担当の秀治がため息ついてます。
長い間ほっといたからねぇ。ま、これまた焦らずいきましょうか。
2010年8月2日
ちょこっと帰ってます
東京に戻って数日が経ち、気がついたら8月。
滞在が長かったせいか今回は結構しんどかった。。毎日徐々に疲れが増してくる。
ホテル暮らしだからかとか、NHKの調理室が窓がないからだろうかとか色々考えてみたけど、全部あてはまっているようなそうでもないような。
なんでなんだろ、なにが足りないのだろうと自分の内面とよく会話した滞在だった。
途中、Oogiさんでの木下宝さんの展示のお手伝いは、すごくいい気分転換になった。
宝さんもOogiのご店主・桂子さんも、尊敬する女性。
おおらかで居心地よくて、のんべでくいしんぼう。そして仕事には一切の妥協がない。
おだやかで凛とした、気持ちのいい展示と時間だったなー。お客さまともゆっくりお話できて、うれしかった。
戻ってから数日ごろごろしている間に、モンゴルにいってる友達から葉書が届いた。
「今日はヤギの解体を習う予定。そらまめのことを思い出しちょっと複雑です」
そらまめとはオカズデザインの事務所犬(ヤギ似)。
ちょっとかいと突っ込みながら、遠いところにいる彼女からも何か力をもらった気がした。
屠りたてのヤギを食べながら、風と草原の地でどんなことを考えたのだろう。