2017年2月6日

二月のカモシカ・2/25-26 kantyukyo料理会「根なるもの」 ※受付終了しました

ふくらみを選ぶ

僅かな問いに

種(しゅ)の始まりは

暗黙に描(えが)く

誰も知らない

地中からの手紙

kantyukyo
の存在を知ったのは、今から5年以上前。
今回の展示の主役のお一人・五月女寛さんが、言葉に出来ないくらいすごいギャラリーに出会った、呆然となるくらい美しく静かで、一日一組だけ料理を予約制で食べることもできる、必ず心に響くはずだから行ってみてと興奮気味に教えてくれました。
その後、雑誌『住む。』にkantyukyoが掲載、オーナーであるよこたよしかさんの空間や展示、料理に対する意識と姿勢が美しい写真とともに12ページにわたって紹介された記事をたまたま読み、衝撃を受けました。

実際に広島へ足を運び、よしかさんとkantyukyoに出会ったことは、五月女さんが予言してくれたようにオカズデザインを根底から揺すぶる記憶となりました。
季節ごとに野山や田畑に入り、自ら山葵や栗を拾い、手間を惜しまず触りすぎることもない。シンプルすぎるほどシンプルながら奥行きのある味わい、品格と野生味、儚さと強さが共存する皿の数々。
照明をしぼり、あえてろうそくの灯りで眺めることで浮かびあがってくる展示作品。
土くれや蜘蛛の糸といった自然物も登場し、その発想の豊かさと凛と妥協ない姿勢にふれることはギャラリーとしてはもちろん、デザインや印刷に対する指針をも見つめなおす機会となりました。
もてなすこと・ものを作り暮らすこと全てが唯一無二、深い刺激をいただいています。
修行をすることなくこの世界に入った私たちにとって、よしかさんは師のように敬愛する方。
こうしてカモシカにお迎えできることは、大いなる喜びです。

冒頭の詩は、今回の展示によせてよしかさんが贈ってくださったもの。
企画の趣旨である、目に見えないけれど確かに感じる大地や根の力をテーマに、蒜山耕藝の作物をはじめ、この土地の湧き水や食材でフルコースを二日間作ってくださいます。
みなさまとご一緒に私達も食卓を囲み、蒜山耕藝と五月女さんのお話に耳を傾けながら、ゆったり美しい夜を過ごすのを楽しみにしています。
よしかさんのプロフィールはこちらでご紹介させていただいますので、ご覧いただけたらと思います。

メールで事前にお申込みいただき先着順に受けつけ、オカズデザインからの返信をもってご予約完了となります。
下のアドレスに必要事項をご明記の上、メールをお送りください。
※満席となり受付終了しました。早々にたくさんのお申込みありがとうございました。

メールアドレス

kantyukyo 料理会「根なるもの」
2月25(土)・26(日) 18;00-21;00
各日 15名さま
お一人様8500円

  • 件名「kantyukyo料理会」
  • お名前(フルネーム・お連れ様がいらっしゃる場合は、その方のお名前もお願いいたします)
  • メールアドレス
  • 当日ご連絡がつく携帯電話番号
  • お申込み人数
  • ご希望日
  • 注意事項(メールを送る前に、必ずご一読ください)
  1. お申込みの可否を必ず3日以内にご返信させていただきます。
  2. 携帯電話やフリーメールのアドレスではフィルタにかかり、こちらからの返信が削除される場合があります。お申込みの前にご自身のサーバーの設定をご確認ください。
  3. お申込みから3日過ぎてもこちらからメールが届かない場合、ごみ箱や自動削除されていないかご確認の上、お問い合わせください。

2017年2月1日

二月のカモシカ 五月女寛・蒜山耕藝 二人展「つつむ」

新年も明けて早くも二月。
本年もオカズデザイン、カモシカともどもどうぞよろしくお願いいたします!
2017年最初の展示は、自然栽培の農家・蒜山耕藝、陶芸・五月女寛さんの二人展となります。
その作物と作品からは、冬の大地が春にむけて蠢きつづけるような静かな躍動感、目にみえない大きなものへのつつみこむような感謝と祈りを感じます。

tutumu

五月女さんの作品は、長年カモシカで使い続けている筒型の器「つつ」、そして美しい壺。
土から伝わってくるエネルギーを静かに、真正面から受け止めたような作品たちです。
一つとして形も佇まいも同じものはなく、写真のように手にとり、つつむと作品がもつ深く静かな呼吸が体と心に伝わってきます。
従来の小さな家や灯台といったオブジェ作品とは違った、五月女さんの世界。
五感全てで感じていただける展示、一人でも多くの方に触れていただけたらと思います。

そして岡山と鳥取の県境の里山・中和村で肥料や農薬を使わず、自然と会話しながら作物を作る蒜山耕藝、高谷裕治さん・絵里香さん。
月の半分を同じ村で暮らすオカズデザインにとって、なくてはならないパートナーです。
土地そのものの澄みきった味わいの二人のお米や野菜、田畑に向かう姿勢には人としての根を日々教わっています。
1年前の「藝の食卓」に続き、こうして東京の皆様にお二人をご紹介できることは大きな喜びです。

会期中は蒜山耕藝とオカズデザインがともに台所に立ち、昼のコース料理とお茶菓子をご提供します。
また、敬愛する料理人を招いた特別な企画もご用意しました。

2/23(木) coffee Kajita
名古屋 からcoffee Kajita 梶田真二さん・智美さんご夫妻が出張してくださいます。
今回の展示をイメージして焙煎・ブレンドしたコーヒーを真二さん自ら淹れてくださり、昼のコース料理を〆を飾る生菓子を智美さんが担当。
お昼のコース終了後、喫茶席で洋菓子とコーヒーをお楽しみいただけます。

2/25(土)・26(日) 18:00~21:00 kantyukyo

広島からkantyukyo・よこたよしかさんをお招きします。
今回の企画のために、はじめて東京で料理会を開いてくださる運びとなりました。
日が沈む頃から五月女さん・蒜山耕藝・オカズデザインと共に食卓を囲み、お話を聞きながら、大地が香るような力強く静かな料理を召し上がっていただきます。
※こちらの会のみ、事前予約制となります。
金額・受付方法など詳細につきましては、近日中にこちらのブログにて追ってお知らせいたします。

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2月のカモシカ 五月女寛・蒜山耕藝二人展「つつむ」
2017年2月21日(火)-27(月)
12:00-18:00 最終日は16時まで
作家在廊日  五月女さん2/23・25・26  蒜山耕藝 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください
  • 食事席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は当日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します。最終日は16時閉店のため、お茶のご用意はありません。また、25(土)・26(日)は夜の会準備のため16時ラストオーダーとなりますのでお気をつけください

2016年12月1日

MAROBAYA個展「ケモノ」の料理とお菓子

marobaya_display

MAROBAYAさんの個展、いよいよ昨日12/1から始まりました。
今回の展示ディスプレイはMAROBAYAのお二人に全面的に託しています。
美大で空間演出デザインを専攻されたお二人らしい、のびやかでスパイスの効いた心地いい展示。
カモシカという場所が持つ力を存分に引き出してくれています。

そしてランチコースの詳細、こんな感じです。大変お待たせいたしました。

  • 自家製フレッシュリコッタと柿 海老芋の唐揚げ 土居分小菜と麦のサラダ
  • 日替わりのブラウンシチュー むかごとパセリのご飯
  • クラシックチョコレートケーキ 金柑のマリネ
  • コーヒーまたは紅茶

また12/3・4・5の三日間、お菓子を担当してくださるfoodremedies・長田佳子さんが今回のために作ってくださるお菓子が決まりました。
12時・14時のランチコースではクレームブリュレ。
15時半ごろからの喫茶の時間帯ではガトーバスクとクレームブリュレの二本立て。
謝肉祭をイメージしつつ、MAROBAYAらしい普段着のイメージを大切にしてくださってのお菓子たち。
写真は岩に刻まれたケモノの爪あとのように力強く美しいガトーバスク。どんな味なのかとわくわくしています。
テイクアウト用にサブレなどのほか、シュトーレンも少し入る予定です。
充実した内容、凛と美しい新刊『foodremediesのお菓子』も販売させていただきます。多くの方に見ていただきたい本です。

foodremedies_gateau_201612

佳子さんのお菓子とともに、TEALABO.t武内由佳理さんが今回もこの展示のために素晴らしいお茶を作ってくださいました。その名も「森の灯火(あかり)」。
夜の静寂な森から見た謝肉祭をイメージして、少しスモーキーな焚き火が香るような紅茶をブレンドしてくださいました。3-5はご本人が在廊、お茶を淹れてくださいます。

そして毎回楽しみにしてくださるファンも多い、coffee Kajitaのカモシカブレンド。
個性の違うこっくりとした豆を三種あわせ、よくなめした毛皮のようななめらかで硬質な色気、森の力強さや清らかさ。
奥行きと余韻のある素晴らしいコーヒーを生み出してくださいました。
特別であり、普遍でもある。呼吸が深まるような素晴らしい味わいです。
みなさまのご来店をお待ちしています。

2016年11月21日

12月のカモシカ・ドリアンのシュトーレン ※受付終了しました

広島・ブーランジェリードリアン田村陽至さん・芙美さんご夫妻。
カンパーニュをはじめ3-4種類のパンだけを薪の石窯で日々焼き続ける妥協ないストイックな姿勢、暮らしを楽しんでいる穏やかで心地いいお人柄。
信頼してやまない作り手であり、大好きな友人でもあります。ドリアンが頑張ってるからオカズも頑張る。そう思えるパートナーに出会えたのは料理人として幸せなことだなあとしみじみ感じます。

昨年5年ぶりに復活した幻のシュトーレン。去年末のカモシカで無理言って50個分けていただいたところ、あっという間にご予約完売した人気っぷりでした。
今年も販売させていただくことになりました。嬉しすぎるー!
濃厚でどっしり。甘やかながら、くどすぎない味わい。
お菓子よりのリッチなシュトーレンが多い中、パンらしい小麦粉の味わいが噛みしめるほどに広がる絶妙な塩梅。しっかり満足感があります。
チーズやワイン、コーヒー、ちょっと癖のある中国茶にもぴったりの大人のシュトーレンです。

drien_stollen

お値段は税込2600円。一月ほど日持ちがします。
30個限定の入荷なので「ケモノ」の会期中にご予約販売します。
メールで事前にお申込みいただき、会期中12/1−7の営業時間内にカモシカでお引渡しします。
先着順に受け付け、オカズデザインからの返信をもってご予約完了となります。
下のアドレスに必要事項をご明記の上、メールをお送りください。
◇11/25 15:00
倍以上の追加納品が確定・告知しましたところ、予定数に達しましたので受付終了となりました。
今後の追加納品の予定はありません。たくさんのお申込み、ありがとうございました。

メールアドレス

  • 件名「シュトーレン」
  • お名前(フルネーム)
  • メールアドレス
  • 当日ご連絡がつく携帯電話番号
  • お申込み個数
  • ご来店希望日 ※最終日12/7は16時までの営業となります。ご注意ください
  • 注意事項(メールを送る前に、必ずご一読ください)
  1. お申込みの可否を必ず3日以内にご返信させていただきます。
  2. 携帯電話やフリーメールのアドレスではフィルタにかかり、こちらからの返信が削除される場合があります。お申込みの前にご自身のサーバーの設定をご確認ください。
  3. お申込みから3日過ぎてもこちらからメールが届かない場合、ごみ箱や自動削除されていないかご確認の上、お問い合わせください。

2016年11月10日

12月のカモシカ・MAROBAYA個展「ケモノ」

落ち葉

今年最後のカモシカはシンプルな服と布が飾ってくれます。
上村晴彦さん・木村勇太さんのお二人からなるMAROBAYA。素材やラインのすみずみまで気を配りながら、形となった服はどこまでも気負いなくシンプル。どんなものにも合わせられ、丈夫で心地いい。
はじめて袖を通す時から何の負担もなく体の一部のように感じられ、気がつけば何年も着続けています。まさに日常のための道具です。

今回の展示では毛もの・革ものが登場。綿を中心としたこれまでの作品はもちろん、初登場の軽やかなカシミアのセーター、特別にお願いした鍋つかみなどがやってきます。
それにあわせ、動物と森への感謝と畏敬をこめて会期中は謝肉祭をイメージした温かなコース料理を毎日お出しします。
MAROBAYAの服たちに寄り添うような、シンプルで豊かな皿を考案中です。メニューが決まり次第、またこちらでお知らせします。

12/3(土)・4(日)・5(月)の3日間はfoodremedies長田佳子さん・TEALABO.t武内由佳理さんがお茶菓子を担当してくださる予定です。
また昨年同様、広島・ブーランジェリードリアンのシュトーレンもご予約販売できそうです。これらも内容が決まりましたらアップさせていただきますね。
みなさまのご来店をお待ちしています。

下の写真はDMのモデル、蒜山中和村の猟師・高橋祐次さん。
軽やかに着こなしてくださりありがとうございました!

藤

2016年12月1(木)-7(水)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
作家在廊日 12/1・7

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。また古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおこしください
  • 食事は12時と14時の2回、ランチコースを8名さま一斉にお出しします。ご予約は当日の朝10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい場合もあります)
  • 15時半~17時まではお茶とお菓子をご用意しています。ランチが終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します。最終日は16時閉店のためお茶の時間は設けていません

2016年10月24日

山口和宏個展「木の器」のパン

もう一つスペシャルなお知らせ。
大好きという言葉ではとても足りないくらい敬愛するパン屋・広島のブーランジェリードリアンから久しぶりにパンがどっさり届きます。

去年から岡山・蒜山で月の半分を暮らすようになり、おいしいものは買うのではなく、自らの手で生み出すことを美しい土地と人が促してくれました。
ちょこちょこやっていた秀治のパンやチーズ作りは飛躍的に伸び、カモシカでお出し出来るレベルまで成長。
蒜山の湧水と自らの手をともにベースとしている料理とパンの相性は悪いわけがなく、お金をいただく責任でさらに腕も上がり。
酵母のこと水のこと、粉のこと、料理と溶け合うことへの意識も深まってきているように感じます。
パン屋のパンは美しくおいしいけど、たまに食べるのでちょうどよいかも。など思うことも増えてきました。

そんな中、夏の間休業してスペイン巡礼の旅から帰ってきたドリアン田村夫妻からパンをいただきました。
今までも半端なくおいしかったけど、さらに進化。味わいや香りの広がりは果てしない。
これまでよりいっそう気負いなく自然体でいて、深い覚悟が伝わってくるようでした。
この素晴らしい作り手と共に食卓を作る日を春夏秋冬設けたいという想いがふくらみ、木の器に最高に似合うパンとして今回お願いすることになりました。

drien_hesopan

山口和宏さん在廊日の26日・27日に3-4種類のパンの販売を予定しています。
予期せぬ配達の遅延・売切れなどはinstagramでなるべく早くお知らせしますね。
もちろん26日からのお昼のコースのパンはドリアンのものになります。どうぞお楽しみに!
初日25日のみオカズデザイン謹製、いま出来る最高のパンが焼きあがりました。ご賞味いただければ嬉しいです。

2016年10月23日

山口和宏個展「木の器」の料理

月の半分を暮らしている岡山・蒜山の中和村(ちゅうかそん)。
鳥取との県境にあり、21日午後におきた鳥取地震でも大きく揺れました。
オカズは午前中に東京へ着いて直接影響はなかったものの、余震が続く中で割れたガラスや落ちた壁を片付ける友人知人のことを考えるとぎゅっと胸が縮み。
ざわざわと心をそちらへ飛ばしがちな数日間でしたが、カモシカに届いた山口和宏さんの作品と対しているうちにゆっくりゆっくり気持ちが落ち着いてきました。

yamaguchi_201610

蒜山耕藝の自然栽培野菜をはじめ、最も大きな被害があった鳥取・倉吉町のみずみずしい栗や胡桃、森で日々収穫した野生のキノコ、清らかな山の湧き水。
素晴らしい食材をたくさん東京に持ってきたからには、料理をまっとうするのが私たちのなすべきこと。
どんな日もただそこにあり続ける森の木々のような山口さんの器に寄り添い、力をいただきながら、静かな料理と時間をご提供できたらと思っています。お昼のコース、今回は下のような内容です。

栗のポタージュ
前菜盛り合わせ 自家製フレッシュリコッタ/アンキモのマリネ/秋の果物のサラダ
パンドカンパーニュ
塩豚のロースト じゃがいもとムカゴのグラタン・野生キノコとオリーブの煮込み
デザート
コーヒーまたはお茶

12:00 / 14:00の2回、8名さま一斉にお出しします。
当日10時からお電話にてお席のご予約を受け付けていますので、ご活用ください。

※内容は仕込みの関係で変わることもあります
※電話受付開始の10時は、回線が大変込み合い電話がつながるまで時間がかかることもあります

kajita_tarte_pear

そして10/27はcoffee Kajita梶田真二さん・智美さんご夫妻がカモシカに出張してくださいます。
この日のランチコースのデザートは、パティシエの智美さんのスペシャリテ・写真の洋梨タルトとモンブランの盛り合わせ。夢のような贅沢!
その他にも生菓子を数種類ご用意くださる予定で、テイクアウトも出来ますし、お昼のコースが終わりお席が空き次第、喫茶席でもお出しします(喫茶の時間はご予約不要で、ご来店順にご案内します)。

今回の展示をイメージして焙煎・ブレンドしたコーヒーは、真二さんいわく「木のように長く静か、秋と冬の中間のほわんとした心地よいバランスがある」味わいだそう。うーん、わくわくします。
27日はもちろんご本人がコーヒーを淹れてくださいます。

そして、お茶。毎回展示にあわせ、体と心に染み入るお茶を生み出してくれるTEALABO.tから、森林浴をしているように心地よいお茶「秋の森」が届きます。血行を高め、体を温める効果もあるそう。
TEALABO.t・武内由佳理さんは10/28・30・31に在廊、自らお茶を淹れてくださいます。こちらも楽しみです!

2016年9月24日

10月のカモシカ・山口和宏個展「木の器」

9月のカモシカの展示中ですが、一足早く来月のカモシカのお知らせです。
木工・山口和宏さんのトレイにナポリタンを盛ってご好評をいただきました「木と暮らす日々」。
あれから2年を経て、よりいっそう料理と木の器の関係を深める企画を催します。

山口和宏 「木の器」

パンやお菓子を盛るだけでしまいこんでしまいがちな木の器。
むしろ積極的に油をつかった料理に使うことで、木肌が潤いつややかに深い味わいに育っていくのです。
そういう意味で「」の熊谷幸治さんの土器と共通しているものがあります。
どちらも水と油によって艶をまし、見ほれてしまうくらい美しくなる。
木と土、そして水と油。自然はまるく調和しているのを肌で感じます。

DMに使ったのは今回の展示のために作ってくださった新作の木皿。
料理を盛りやすく、またソースなどもきれに受け止めてくれます。
撮影では蒜山の森でとれ自分たちで捌いた猪のロースト、果物と野生きのこのソテーをどっさり盛りました。
ナイフやフォークもこわがらずに使って、どんどん育てていきたい器です。
展示中は何をお出しするかは、蒜山の森や田畑の素材次第。決まり次第お知らせしますね。

山口和宏 こっぱくん

山口さんの定番のトレイやカッティングボード、前回も大人気の小さな台・こっぱくんも届きます。
10年20年と使い続けたい1枚、ゆっくり選んでいただけたらと思います。

そして、今回も名古屋・coffee Kajitaが展示のイメージにあわせてコーヒー豆をブレンド。
喫茶で召し上がっていただけるのはもちろん、豆のお持ち帰りも出来ます。
10/27(木)は梶田ご夫妻がカモシカに出張、コーヒーとお菓子をふるまってくださいます。
詳しい内容が決まりましたら、またこちらでご紹介させていただきますね。
※配布済みの一部のDMで日付が間違って掲載されていますが、正しくは27日です。お詫びして訂正させていただきます

展示を重ねるごとにファンが増え続けているTEALABO.tの紅茶も、どうぞお楽しみに!
みなさまのご来店をお待ちしています。


10月のカモシカ 山口和宏個展「木の器」
2016年10月25(火)-31(月)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
作家在廊日 10/26・27

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。
  • 食事席は12時と14時の2回、ランチコースを8名さま一斉にお出しします。ご予約は当日の朝10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい場合もあります)
  • 15時半~17時まではお茶とお菓子をご用意しています。ランチが終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します。最終日は16時閉店のためお茶の時間は設けていません。

2016年9月19日

額賀章夫・熊谷幸治 二人展「素」の料理

いよいよ「」展の搬入が始まりました。
どれもこれも素敵でテンションあがっています!

さてさて、大変お待たせいたしました。今回の料理のメニューです。
額賀さん・熊谷さんお二人の器に映え、土っぽさと男らしさ漂う、素朴で気取らないけどどこか品がある料理。
とても悩みましたが、月の半分をすごしている蒜山の森(通称オカズの森)で採れるもの、蒜山耕藝の無農薬無肥料で育てた素晴らしくおいしいお米や野菜、その他ご縁のある生産者さんの素材をつかってコース料理を作ります。

12:00 / 14:00の2回、8名さま一斉にお出しします。
当日10時からお電話にてお席のご予約を受け付けていますので、ご活用ください。

前菜盛り合わせ 自家製フレッシュチーズ/揚げ栗/きのこ
なつのこまのすりながし
薩摩シャモのガパオライス(鶏肉のバジル炒めご飯)
もなか
コーヒーまたはお茶

※内容は仕込みの関係で変わることもあります
※電話受付開始の10時は、回線が大変込み合い電話がつながるまで時間がかかることもあります

gapao

お二人の力強く美しい器にガパオの美しい彩りはよく似合います。パプリカではなく稀少なヌルボン(韓国唐辛子)を使う予定です。
もなかは、蒜山耕藝の餅米で作った香ばしい最中皮に、あんをはさんで作りたてをお出しします。
できれば自家製アイスクリームも仕込んで、アイスもなかを楽しんでもらえたらと思っています。頑張ります!

そして絵を描くように、展示のイメージでブレンド・焙煎してくれるcoffee KajitaTEALABO.t
coffee Kajitaからは大地と火の香りが漂うコーヒー豆。
TEALABO.tからはシードルのような趣がある、野生の芽茶を中心とした癒しのお茶「白秋」が届きます。
TEALABO.t・武内由佳理さんは9/22・26カモシカに在廊、自らお茶を淹れてくださいます。
どうぞお楽しみに。

お昼のコースが終わりお席が空き次第、お茶やお菓子を喫茶席で召し上がっていただけます。
こちらはご予約不要で、ご来店順にご案内します。
みなさまのご来店をお待ちしています。

2016年9月3日

9月のカモシカ・額賀章夫 熊谷幸治 二人展「素」

額賀章夫

暑かった夏もようやく終わり、カモシカ後半の展示が始まります。
9月は初の器作家二人展。陶器の額賀章夫さん・土器の熊谷幸治さんの展示です。
タイトルは「素」。
素朴、素数、素敵、素直、簡素、素足・・・
お二方それぞれの原点に立ち返るような、素朴で削いだ器をお願いしました。
シンプルで豊か、大地の気配と人の息遣いを感じる展示。素材の質感の対比も見どころです。

熊谷幸治

こつこつと温めてきた企画で、ようやくお披露目できるのが嬉しいです。
会期中は毎日、お二人の器に寄り添う秋の料理をオカズデザインがお出しします。
詳しい内容は、おってこのブログでご紹介しておきますね。
みなさまのご来店をお待ちしています。


9月のカモシカ 額賀章夫・熊谷幸治 二人展「素」
2016年9月21(水)-27(火)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
作家在廊日 9/21・22

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。
  • 食事席は12時と14時の2回、ランチコースを8名さま一斉にお出しします。ご予約は当日の朝10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい場合もあります)
  • 15時半~17時まではお茶とお菓子をご用意しています。ランチが終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します。