2021年3月2日

三月の企画展 さかのゆき・蒜山耕藝 二人展「春雷」

蒜山耕藝・高谷裕治さん 絵里香さんご夫妻との展示は、今年で六回目となりました。
岡山と鳥取の県境の里山・中和村(ちゅうかそん)で肥料や農薬を使わず、自然と会話しながら作物を作られています。
その野菜や穀物はこの村の空気や湧水と共通する、細胞のすみずみまで澄みきった静かな味わい。
月の半分を同じ村で暮らすオカズデザインにとって最も信頼し、同じ感覚を共有できる農家です。
カモシカでは常日頃から彼らの貴重な作物を分けていただき料理をしていますが、毎春のこの機会はさらに内容を深め原点に帰る大切な機会。私達自身にとって背筋が伸びる特別な企画です。

蒜山耕藝と深いご縁がある作り手として、今回は同じ村で暮らす金工のさかのゆきさんをご一緒にお迎えします。
10年以上前から繊細で美しいものを作り続けられていますが、年を経るごとにいっそう作品の隅々まで気が行き届かれ、日々高みを目指されている姿勢が伝わってきます。
使いこむほど佇まいがよくなるのはもちろんのこと、金属でありながらまろやかな温かさを感じるのも嬉しく愛おしい。仕事場はもちろんプライベートでもほぼ毎日、さかのさんのカトラリーと器を使っています。
思えばオカズデザインが蒜山耕藝と出会うことができたのも、さかのさんが繋いでくれたご縁。
いまこうして、三組が共に集うことがとても感慨深いです。

今展も出来るだけくつろいでお買い物や飲食を楽しんでいただけたらと、事前予約制・入れ替え制にて皆様をお迎えいたします。
詳しくはこちらをご覧ください。

2020年1月23日

二月の企画展 清水善行・蒜山耕藝 二人展「あめつち」

二月の展示料理会のご案内です。

蒜山耕藝・高谷裕治さん 絵里香さんご夫妻を今年もお迎えする運びとなりました。
岡山と鳥取の県境の里山・中和村で肥料や農薬を使わず、自然と会話しながら作物を作られています。
その野菜や穀物はこの村の空気や湧水と共通する、細胞のすみずみまで澄みきった静かな味わい。
月の半分を同じ村で暮らすオカズデザインにとって最も信頼し、同じ感覚を共有できる農家です。
蒜山耕藝の展示は特別な想い入れがあり、今年で五回目となります。

そして京都の奥、南山城村童仙房で作陶される清水善行さん。
のびやかさと端正さをあわせもつ形、穴窯ならではの一点一点異なる風合い、様々な料理を受け止めてくれる懐の深さ。
そこにあるだけでふっと空気が変わる器を、その手から生み出されます。
使い込むごといい味わいに育っていく作品が多いのも魅力の一つ。料理人に清水さんの器を愛用する方が多いのも頷けます。

自然と共に暮らし、恵みそのものを手から生み出す二組の展示を行う今展。
タイトルは「あめつち」と名付けました。天と地、そしてその間にあるもの全て、という意味です。
素朴 みずみずしさ おおらかさ 凛とした品格 自然や大きなものへの畏敬 変化していくもの
清水さんと蒜山耕藝、お二組が共通して持つ背景を表しています。

会期中は蒜山耕藝の作物を使って料理をし、清水さんの器に盛って毎日召し上がっていただけます。
日によって内容が異なりますので、お気をつけください。

◇上田善宗さんの昼食会
2/16(日)・17(月)・18(火)
12:00-13:30

昨年9月に惜しまれながら閉店した世田谷・豪徳寺の名蕎麦屋「AMECOYA」ご店主・上田善宗さんが三日間料理を担当してくださることになりました。
実は上田さんも同じ村に移住され、現在は蒜山耕藝とともに蕎麦を育て、家を修理されながらお店を開く準備をされています。
蒜山耕藝の野菜や穀物、土地の湧き水と食材を使って上田さんが数皿お出しした後、オカズデザインによる茶菓子の提供があります。
ただいま内容を楽しく相談中、メインは蕎麦になる予定です。

1日10名さま一斉にお召し上がりいただくスタイル、お値段は5000円を予定しています。
前日の午前10時からお電話でお席のご予約を承りますのでご活用ください(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)。

◇オカズデザインの昼食会
2/21(金)・22(土)・23(日)・24(月)
12:00-13:30

蒜山耕藝の野菜や穀物、土地の湧き水と海の食材を使って、一つ一つ出汁や趣向を変えたおでんを中心としたフルコースをお出しします。
1日10名さま一斉にお召し上がりいただくスタイル、お値段は4300円を予定しています。
前日の午前10時からお電話でお席のご予約を承りますのでご活用ください(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)。
※中休み明けの21日のご予約は、展示会はお休みですが料理の仕込みのためスタッフが在店していますので、20日10時から受け付けます

◇喫茶
会期中は最終日以外、毎日ひらきます。ご予約は不要でご来店順にご案内します。
初日15日だけ時間が異なりますので、お気をつけください。

2/15(土) 12:00-17:00
2/16(日)・17(月)・18(火)・21(金)・22(土)・23(日) 14:00(昼食会の終了時間によって、多少前後します)-17:00

蒜山耕藝のサツマイモを使ったタルトや村の林檎をつかったケイク、ぜんざいなどをお召し上がりいただけます。
お飲み物はみずみずしいビオワインや日本酒、自家製レモネードのほか、TEALABO.t 武内由佳理さん、coffee Kajita 梶田真二さんが今回も展示にあわせて特別なお茶とコーヒーを準備してくれています。

◇おいしいお持ち帰り
蒜山耕藝の素晴らしい食材たちがお持ち帰りいただけます。
ネットショップであっという間に売り切れた餅や黄粉、最中の皮、味噌、切り干し大根などのおいしい加工品がずらりと揃います。数年ぶりに登場した待望の醤油も!
直前の天候次第では、大根など野菜も販売できるかも。蒜山耕藝の小麦をつかったオカズデザインのクッキーもご用意できそうです。

そして、もう一つ。
この土地の薪と湧き水で豆腐を作られる小屋束豆腐店の豆腐も会期前半2/15-18に販売させていただく運びとなりました。
清水さん・蒜山耕藝ともに絶賛の、豆と水のおいしさを感じていただける綺麗な味わい。体感していただけたら嬉しいです。

また、二月の常設展は2/7(金)・8(土)・9(日)にひらきます。
この三日間は企画展とは趣旨をがらりと変え、チョコレート菓子を中心にご用意します。詳細はカモシカのinstreamでご案内しています。

みなさまのご来店をお待ちしています。


二月の企画展 清水善行・蒜山耕藝 二人展「あめつち」

2020年 2/15(土)-24(月)※19・20は定休日です
12:00-18:00(最終日は16時まで)
清水さん在廊日:2/15・16・24
蒜山耕藝 高谷ご夫妻在廊日:2/22・23・24

  • 2018年11月に移転しました。新しいカモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map_new.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間となります。古い家屋のため冬は足元が冷えやすいので、あたたかくしてお越しください
  • 展示だけのご来店ももちろん大丈夫です。お気軽にお立ち寄りください
  • 静かな住宅街の中の小さなお店のため、展示スペースの混雑具合によってご入場を制限させていただく場合もあります。ご了承ください
  • 最終日は喫茶がなく16時閉店となります。お気をつけください

2019年1月26日

二月のカモシカ 市川孝・蒜山耕藝 二人展「山の雫」

二月の展示料理会のご案内です。

蒜山耕藝・高谷裕治さん 絵里香さんご夫妻を今年もお迎えする運びとなりました。
岡山と鳥取の県境の里山・中和村で肥料や農薬を使わず、自然と会話しながら作物を作られています。
その野菜や穀物からは、この村の森や湧水と共通する、細胞のすみずみまで澄んだ静かな味わい。
月の半分を同じ村で暮らすオカズデザインにとって最も信頼し、同じ感覚を共有している作り手です。
カモシカでの蒜山耕藝の展示は特別な想いがあり、今年で四回目となります。

そして、滋賀県の伊吹山の麓で作陶される市川孝さん。
のびやかな形と自然な色合い、和洋とわず様々な料理を受け止めてくれる懐の深さ。
そこにあるだけでふっと空気がやわらかくなる器を、その手から生み出されます。
使い込むごといい味わいに育っていくものが多いのも魅力の一つ。茶や禅にも造詣が深く、料理人や料理研究家の友人知人にも市川さんの器を愛用する方が多いのも頷けます。

自然からの恵みそのものを生み出す二組の展示「山の雫」。
展示会中は蒜山耕藝の作物を使って料理をし、市川さんの器に盛って召し上がっていただける昼食会と喫茶をひらきます。

◇昼食会
2/18-23 12:00-14:00
蒜山耕藝が初めて蕎麦の実を作ったことを祝して、親交が深い「AMECOYA」ご店主・上田善宗さんが会期中ほぼ毎日オカズデザインと一緒に料理をしてくださることになりました!
素晴らしい十割蕎麦を打つ、敬愛する料理人である上田さんと共に台所に立てる日が来るなんて。嬉しくて嬉しくて、始まる前から顔がほころびます。
ただいま内容を楽しく相談中、デザートとお茶を含めた6皿ほどご用意します。メインは蕎麦になる予定です。
蒜山耕藝の野菜や穀物、土地の湧き水と食材を使って、料理します。

1日10名さま一斉にお召し上がりいただくスタイル、お値段は4500円を予定しています。
前日の午前10時からお電話でお席のご予約を承りますのでご活用ください(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります。また、2/20が定休日のため21日の予約は19日に承ります)。

◇喫茶
2/18-23 14:30(昼食会の終了時間によって、多少前後します)-17:00
2/24 12:00-15:00
お茶にも酒にもよく合う、この季節らしいお菓子がずらりと揃います。
蒜山耕藝の希少な小麦を使った栗のタルト・彼らの餅米と搾りたての生乳で仕込むアイス最中、温かなぜんざいなどを予定しています。
村のみずみずしい林檎をたっぷり使った林檎ケイクのほか、定番人気のショートブレッドや蒜山耕藝の野菜を使ったキッシュもご用意します。テイクアウトも出来ます。
お飲み物はおいしいビオワインと燗酒のほか、TEALABO.t 武内由佳理さん、coffee Kajita 梶田真二さんが今回も展示にあわせて特別なお茶とコーヒーを準備してくれています。
ご予約は不要です。昼食会が終わる14時半頃から、ご来店順にご案内させていただきます。
最終日24日は昼食会がなく16時閉店のため、オープンから15時までとなります。

2/18・19は市川孝さんが、21・22は武内由佳理さん自らお茶を淹れてくださる予定です。

◇器料理会
2/17 17:00~20:30
また展示に先駆けて、2/17の夜に特別な料理会を催します。
作家さんをお招きして一緒に食卓を囲みながら様々なお話を伺います。
3時間ほどかけてゆっくりと楽しんでいただき、器をご購入いただくことも可能です。
AMECOYA上田さんと交互に料理をお出しします。
メールでの事前予約制となります。詳細とお申込み方法はこちらをご覧ください。

テイクアウトでは、蒜山耕藝の素晴らしい食材たちも粒ぞろい。
ネットショップでは売り切れた玄米餅や黄粉、あられ、最中の皮、麦湯、味噌、切り干し大根などのおいしい加工品がずらりと揃います。
蒜山耕藝の新小麦をつかったオカズデザインの新作クッキーもご用意できそうです。

また二月の喫茶営業は2/1(金)-4(月)にひらきます。
この四日間は展示会期とは趣旨をがらりと変え、チョコレート菓子を中心にご用意します。詳細はinstreamでご案内しています。
みなさまのご来店をお待ちしています。


二月のカモシカ 市川孝・蒜山耕藝 二人展「山の雫」
2019 2/18(月)-24(日)※20(水)は休みです。お気をつけください
12:00-18:00(最終日は16時まで)
作家在廊日 2/18・19

  • 11月に移転しました。新しいカモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map_new.html
  • 最終日は16時閉店・15時喫茶ラストオーダーとなります。お気をつけください。
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間となります。また、古い家屋のため空調が効きづらく、あたたかな服装でいらしていただくのをお薦めします
  • 展示だけのご来店ももちろん大丈夫です。お気軽にお立ち寄りください
  • 静かな住宅街の中の小さなお店のため、展示スペースの混雑具合によってご入場・ご購入点数を制限させていただく場合もあります。納品数や日々の混雑状況をみて判断しますので、ご来店直前のinstagramをご参照いただければと思います https://www.instagram.com/okazdesign/

2018年1月31日

安齋新・厚子 / 蒜山耕藝 二人展「翠」器料理会

ゆっくりと食事やお茶をとっていただき器に触れる中で、最初気になっていたものとは違う器を選ばれたり、この先もずっと付き合っていきたいと思える一つの器にゆっくりと心が決まる。
カモシカで大切にしている時間と流れを象徴する料理会を、展示会「」に先駆けて二日間催します。

オカズデザインが月の半分を暮らす蒜山中和村から澄みきった湧水や蒜山耕藝の野菜、野のもの海のものをふんだんに使って、十二皿のお料理をお出しする予定です。
安齋さん・蒜山耕藝 高谷ご夫妻をお招きして今回の展示への想いや日々の暮らし、お薦めの使い方など、一緒に食卓を囲みながら様々なお話を伺います。
蒜山耕藝の穀物や貴重な野菜、大豆と土地の湧き水で仕込んだ作りたての豆腐、新鮮な卵や水揚げされたばかりの新鮮な魚などを使って、あたたかな料理を中心にお出しする予定です。

お飲み物はおいしいビオワインや鳥取の日本酒、TEALABO.t武内由香理さん、coffee Kajita梶田真二さんが今回も展示にあわせて特別な紅茶とコーヒーを準備してくれます。
また料理会の前後に、器をご購入いただくことも可能です。

本日1/31(木)正午より先着順に受けつけ、オカズデザインからの返信をもってご予約完了となります。下のアドレスに必要事項をご明記の上、メールをお送りください。
メールアドレス
1/31 20時半追記 2日とも満席となり、ただいまキャンセル待ち受付中です。早々にたくさんのお申込みありがとうございました。お申込みいただきました皆様には2/3までにご返信させていただきます。

器料理会「翠」
2月16日(金) 18:30-21:00 蒜山耕藝 高谷裕治さん・絵里香さん
2月17日(土) 17:30-20:00 安齋新さん
各回8名さま
お一人さま 9000円
カモシカ http://okaz-design.jp/kamosika/map.html

  • 件名「二月の器料理会」
  • お名前(フルネーム・お連れ様がいらっしゃる場合は、その方のお名前もお願いします)
  • メールアドレス
  • 当日ご連絡がつく携帯電話番号
  • お申込み人数
  • ご希望の日にち
  • アレルギー食材(もしあればお知らせください)
  • 注意事項(メールを送る前に、必ずご一読ください
  1. お申込みの可否を必ず3日以内にご返信させていただきます。
  2. 携帯電話やフリーメールのアドレスではフィルタにかかり、こちらからの返信が削除される場合があります。お申込みの前にご自身のサーバーの設定をご確認ください。
  3. お申込みから3日過ぎてもこちらからメールが届かない場合、ごみ箱や自動削除されていないかご確認の上、お問い合わせください。

2018年1月30日

二月のカモシカ 安齋新・厚子/ 蒜山耕藝 二人展「翠」

二月のカモシカのご案内です。

蒜山耕藝・高谷裕治さん 絵里香さんご夫妻を今年もお迎えする運びとなりました。
岡山と鳥取の県境の里山・中和村で肥料や農薬を使わず、自然と会話しながら作物を作られます。
その野菜や穀物からは、この村の森や湧水と共通する、細胞のすみずみまで澄んだ静かな味わい。
月の半分を同じ村で暮らすオカズデザインにとって最も信頼し、同じ感覚を共有している作り手です。
カモシカでの蒜山耕藝の展示は特別な想いがあり、今年で三回目となります。
(2016年に最初にお招きした「藝の食卓」の記事もあわせてご覧ください)

そして、石川県加賀市で作陶される安齋新さん・厚子さんの磁器。
静けさとのびやかさ、凛とした緊張感がありながらもやわらかなライン、様々な料理を受け止める懐の深さ。相反する要素が共存するバランス感は、ひとつの器をご夫婦で作り上げることから生まれるのかもしれません。
天然の釉薬から生まれる、湖に映る森のようにつややかで静かな色合いも美しい。
2014年の個展「お粥さん」以来、4年ぶりの展示会となります。

安齋新・厚子 蒜山耕藝 2人展 「翠」

声高に叫ぶのではなく、粛々とたおやかに自然に寄り添ってものを作る二組の夫婦の展示「翠(みどり)」。
展示会中は蒜山耕藝の作物を使って私たちが料理をし、安齋さんの器に盛って召し上がっていただける昼食会と喫茶を毎日ひらきます。
また、お持ち帰りできる蒜山耕藝ものも逸品揃い。
カモシカでまたたく間に売り切れる人気のあられ、最中の皮や麦湯、味噌などのおいしい加工品のほか、昨秋登場した素晴らしい醤油も並ぶ予定です。
醤油については蒜山耕藝のこちらの記事をぜひご覧ください。

◇12:30-14:30 昼食会
DMの写真にもなった蒜山耕藝小麦と野菜をつかった水餃子の他、デザートとお茶を含めた6-7皿ほどご用意します。すべて蒜山耕藝の野菜や穀物、土地の湧き水と食材を使って料理します。
※メニューは仕入れなどで変わることもあります

・温豆腐
・前菜盛り合わせ
・水餃子または焼餃子
・炊きたてのご飯 味噌汁 雪干しの魚 香の物
・アイス最中
・お茶またはコーヒー

1日10名さま一斉にお召し上がりいただくスタイル、お値段は3800円を予定しています。
前日の午前10時からお電話でお席のご予約を承りますのでご活用ください(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります。また、2/20が定休日のため21日の予約は19日に承ります)。

◇14:30(昼食会の終了時間によって、多少前後します)-17:00 喫茶
お茶にも酒にもよく合う、この季節らしいお菓子がずらりと揃います。
蒜山耕藝の希少な小麦を使った新作の山栗のタルト・彼らの餅米で仕込んだアイス最中、
村のみずみずしい林檎をたっぷり使ったケーキのほか、定番人気のショートブレッドやキッシュもご用意します。テイクアウトも出来ます。
お飲み物はおいしいビオワインと熱燗のほか、TEALABO.t 武内由香理さん、coffee Kajita 梶田真二さんが今回も展示にあわせて特別なお茶とコーヒーを準備してくれています。
ご予約は不要です。昼食会が終わる14時半頃から、ご来店順にご案内させていただきます。

◇器料理会
また展示に先駆けて、2/16・17の夜に器料理会を催します。
作家さんをお招きして一緒に食卓を囲みながら様々なお話を伺います(1日8名さま・完全予約制)。
2/16(金) 蒜山耕藝 高谷裕治さん・絵里香さん
2/17(土) 安齋新さん
ともに3時間ほどかけてゆっくりと楽しんでいただき、会の前後に器をご購入いただくことも可能です。
メールでの事前予約制となります。詳細とお申込み方法はこちらの記事をご覧ください。

また二月の菓子営業は2/9(金)-12(月)にひらきます。
この四日間は展示会期とは趣旨をがらりと変え、特別なチョコレート菓子をご用意します。詳細はinstreamでご案内します。
みなさまのご来店をお待ちしています。


二月のカモシカ 安齋新・厚子 / 蒜山耕藝二人展「翠」
2018 2/18(日)-24(土)※20(火)は休みです。お気をつけください
12:00-18:00(最終日は16時まで)
作家在廊日 安齋新・厚子さん 2/18・19 蒜山耕藝 2/21.22

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間となります。また、古い家屋のため空調が効きづらく、あたたかな服装でいらしていただくのをお薦めします
  • 展示だけのご来店ももちろん大丈夫です。お気軽にお立ち寄りください
  • 静かな住宅街の中の小さなお店のため、展示スペースの混雑具合によってご入場・ご購入点数を制限させていただく場合もあります。納品数や日々の混雑状況をみて判断しますので、ご来店直前のinstagramをご参照いただければと思います https://www.instagram.com/okazdesign/

2017年2月1日

二月のカモシカ 五月女寛・蒜山耕藝 二人展「つつむ」

新年も明けて早くも二月。
本年もオカズデザイン、カモシカともどもどうぞよろしくお願いいたします!
2017年最初の展示は、自然栽培の農家・蒜山耕藝、陶芸・五月女寛さんの二人展となります。
その作物と作品からは、冬の大地が春にむけて蠢きつづけるような静かな躍動感、目にみえない大きなものへのつつみこむような感謝と祈りを感じます。

tutumu

五月女さんの作品は、長年カモシカで使い続けている筒型の器「つつ」、そして美しい壺。
土から伝わってくるエネルギーを静かに、真正面から受け止めたような作品たちです。
一つとして形も佇まいも同じものはなく、写真のように手にとり、つつむと作品がもつ深く静かな呼吸が体と心に伝わってきます。
従来の小さな家や灯台といったオブジェ作品とは違った、五月女さんの世界。
五感全てで感じていただける展示、一人でも多くの方に触れていただけたらと思います。

そして岡山と鳥取の県境の里山・中和村で肥料や農薬を使わず、自然と会話しながら作物を作る蒜山耕藝、高谷裕治さん・絵里香さん。
月の半分を同じ村で暮らすオカズデザインにとって、なくてはならないパートナーです。
土地そのものの澄みきった味わいの二人のお米や野菜、田畑に向かう姿勢には人としての根を日々教わっています。
1年前の「藝の食卓」に続き、こうして東京の皆様にお二人をご紹介できることは大きな喜びです。

会期中は蒜山耕藝とオカズデザインがともに台所に立ち、昼のコース料理とお茶菓子をご提供します。
また、敬愛する料理人を招いた特別な企画もご用意しました。

2/23(木) coffee Kajita
名古屋 からcoffee Kajita 梶田真二さん・智美さんご夫妻が出張してくださいます。
今回の展示をイメージして焙煎・ブレンドしたコーヒーを真二さん自ら淹れてくださり、昼のコース料理を〆を飾る生菓子を智美さんが担当。
お昼のコース終了後、喫茶席で洋菓子とコーヒーをお楽しみいただけます。

2/25(土)・26(日) 18:00~21:00 kantyukyo

広島からkantyukyo・よこたよしかさんをお招きします。
今回の企画のために、はじめて東京で料理会を開いてくださる運びとなりました。
日が沈む頃から五月女さん・蒜山耕藝・オカズデザインと共に食卓を囲み、お話を聞きながら、大地が香るような力強く静かな料理を召し上がっていただきます。
※こちらの会のみ、事前予約制となります。
金額・受付方法など詳細につきましては、近日中にこちらのブログにて追ってお知らせいたします。

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2月のカモシカ 五月女寛・蒜山耕藝二人展「つつむ」
2017年2月21日(火)-27(月)
12:00-18:00 最終日は16時まで
作家在廊日  五月女さん2/23・25・26  蒜山耕藝 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください
  • 食事席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は当日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します。最終日は16時閉店のため、お茶のご用意はありません。また、25(土)・26(日)は夜の会準備のため16時ラストオーダーとなりますのでお気をつけください

2016年2月20日

2月のカモシカ・蒜山耕藝と中和村

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撮影・加藤晋平さん

二人展「藝の食卓」の特筆すべきことは、主役の1人・蒜山耕藝が農家ということ。
高谷裕治さん・絵里香さんご夫妻、そして兄弟子である桑原広樹さんの3人で、鳥取と岡山の県境・蒜山の中和村で無農薬・無肥料で作物を作られています。

蒜山耕藝を訪ねたのは、3年前の春。もう1人の主役・堀仁憲さんのパートナー、坂野友紀さんが引き合わせてくれました。
桃源郷のように美しい山間に広がる田畑に、ただただ感動したのを覚えています。
凛とまっすぐで、それでいてやわらかくしなやかなお人柄。
「土地と季節にあったものをつくることが大前提。それを元に食卓から作付けを考え、食べたいものをつくる。」という揺ぎ無い姿勢。
そして山水の冴え冴えとしたおいしさ、その水そのものの澄んだ野菜。静かな感動と長い余韻が残る美しい味わいは、オカズデザインが目指す料理の味とぴたりと重なりました。
全てが調和した土地と水、人に惹かれ、2015年5月から集落のはずれの森にある小さな家を借り、今は東京と半々の暮らしを始めました。。

季節ごとの山菜やきのこ、天然の鰻やジビエと土地からいただく恵みは信じられないほど豊か。いったん山に入るとなかなか帰れないのも嬉しい悩み。
日本海が近くなのでのぴっかぴかの魚介が信じられない値段で手に入ります。
近くの牧場で分けてもらう無殺菌の搾りたて生乳、素晴らしいチーズ。平飼いの新鮮な卵。
そして、水に恵まれた山陰ならではの染み渡る旨みの日本酒たち。
その全てに蒜山耕藝の作物と同じ透明なおいしさを感じ、呼吸が自然と深くなるのです。
こうした食材を一緒に料理し、堀仁憲さん・坂野友紀さんご夫妻の器に盛って、日々の食卓でありお店でもある「くど」の大きなテーブルを囲んでお酒を飲み交わすのが日課です(そして大抵飲みすぎます)。

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料理人として、この素晴らしい食材と気持ちを出来るだけ多くの方に伝えたい!と思い、野菜と湧き水を持ち帰り、カモシカでお出しするのが定番になって随分たちます。
野菜や加工品のご紹介も時折してきましたが、尊敬している蒜山耕藝の3人をいつかきちんとカモシカに招きたい。オカズがいま一番大切にしていることを、ダイレクトに感じていただきたい。
いつも蒜山でそうしているように一緒に台所で料理して、おいしく健やかな食材を求めている東京のみなさまと直接ふれていただけたら、という願いを長い間あたためていました。
今回の「藝の食卓」は、この土地と人の素晴らしさを深く共有している堀さんとの二人展。
これ以上のぞめない理想的な形で実現する運びとなり、しみじみ嬉しいです。

貴重な7日間、1日1日大切に料理し器に盛って、たくさんの方とお話していただけたらと願っています。
食事はもちろん、お持ち帰りの品々も逸品揃い。12月のカモシカでまたたく間に売り切れた人気の蒜山あられ、お餅やドライトマト、最中などのおいしい加工品。そしてみずみずしい大根も並ぶ予定です。
たくさんのご来店、お待ちしています。

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2016年1月31日

2月のカモシカ 堀 仁憲・蒜山耕藝二人展「藝の食卓」

新年も明けて早くも一月。本年もどうぞよろしくお願いいたします!
2月はオカズデザインにとって核となる企画でスタートします。

岡山・吉備中央町で自ら畑を耕し家や庭をととのえ、台所に立ち料理をする。
その丁寧な暮らしの中で日々作品を作られる、陶芸家・堀仁憲さん。
岡山と鳥取の県境の里山、美しい風景と澄んだ水のある中和村。
その土地で肥料や農薬を使わず、自然と会話しながら作物を作る3人の農家・蒜山耕藝さんの二人展です。

藝の食卓DM

昨年5月から私達も、同じ村の森のなかにある小さな家を借り、東京と半々の生活を始めました。
カモシカでお出しする料理も、蒜山耕藝さんの野菜・森の湧き水を毎回ふんだんに使ってお出ししています。
蒜山耕藝さんの台所でありお店もでもある「くど」では毎日ともに台所に立ち、堀さんやパートナーの金工作家・坂野友紀さんの器に料理を盛り、日々過ごしています。
どこまでの澄みきった蒜山耕藝の野菜や麦、大豆。
細やかで繊細な仕事とゆったりとしたやわらかさが共存する堀さんの器。
お二方の作品からは静かな祈りと深い呼吸が伝わってくるように感じています。

期間中はいつも中和村でそうしているように、蒜山耕藝さんと一緒に料理をして、堀さんの器でお出しします。
蒜山耕藝さんのとれたての野菜や炊きたてのご飯はもちろん、その土地のジビエや油揚げなどもいいねと相談しているところです。
お二組のご紹介や蒜山での暮らしのこと、メニューの詳細などもまたご紹介していこうと思います。
みなさまのご来店をお待ちしています。


2月のカモシカ 堀 仁憲・蒜山耕藝二人展「藝の食卓」
2016年2月23(火)-29(月)
12:00-18:00(最終日29日は16時まで)

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください
  • 食事席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は当日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)

2020年2月13日

二月の企画展「あめつち」上田さんの蕎麦

2/16・17・18の三日間、料理を担当してくださる上田善宗さん。私たちの敬愛する料理人です。
豪徳寺の蕎麦の名店「AMECOYA」に足を運んだ回数は、累計で軽く50回を超えると思います。
蕎麦の素晴らしさはもちろん、料理も酒もおいしく居心地よい。いつ伺っても美味しく、新鮮な驚きもある。
カモシカでの展示作家さんはじめ大切な方をお連れできる、東京でも稀有な店でした。

どんなものを心からおいしいと感じ、作り続けていきたいか。
日々どのように暮らし生きていくかを真摯に考えられた結果、繁盛店を閉め、昨秋にここ蒜山中和村に移住されたのです。
私たちにとっても心から嬉しい出来事でした。
この清らかな土地で蒜山耕藝や地元の方達との関りや信頼を深めながら、原点となる蕎麦の栽培から始められた上田さんの姿勢は、オカズデザインだけでなく多くの方に影響をもたらしてくれています。

水気を含むといっそう色っぽく、艶を増す清水さんの器。
その展示にふさわしい昼食会のメニュー案が上田さんから届きました。
皿にもった時にどんな風景となるのか、楽しみでなりません。早く食べたい!
前日の10時よりお電話にてご予約を承ります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

  • 蕎麦湯のポタージュ
  • 前菜 盛り合わせ
  • 里芋饅頭
  • 大根と猪の煮込み
  • 季節のだし巻き玉子
  • あつもり蕎麦
  • 菓子
  • コーヒーまたはお茶

二月の企画展 清水善行・蒜山耕藝 二人展「あめつち」

2020年 2/15(土)-24(月・祝)※19・20は定休日です
12:00-18:00(最終日は16時まで)
清水さん在廊日:2/15・16・24
蒜山耕藝 高谷ご夫妻在廊日:2/22・23・24

  • 2018年11月に移転しました。新しいカモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map_new.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間となります。古い家屋のため冬は足元が冷えやすいので、あたたかくしてお越しください
  • 展示だけのご来店ももちろん大丈夫です。お気軽にお立ち寄りください
  • 静かな住宅街の中の小さなお店のため、展示スペースの混雑具合によってご入場を制限させていただく場合もあります。ご了承ください
  • 最終日は喫茶がなく16時閉店となります。お気をつけください

2020年2月12日

二月の企画展「あめつち」小屋束豆腐店

いよいよ「あめつち」開催まであと三日!
清水さん・蒜山耕藝とのやり取りも佳境、続々と素敵なもの・おいしいものが届き始めました。

写真は、蒜山耕藝・あめこや上田さん・オカズデザインと同じ村で暮らし、豆腐を作られている「小屋束豆腐店」の出来立てほやほやのお豆腐。
この土地の大豆と清らかな湧き水を使い、ご店主の松井美樹さんが薪を炊いて作られています。
豆腐作りに対するまっすぐで謙虚、揺るぎないな姿勢は一口含んだだけで心と体に伝わってきます。
この豆腐と蒜山耕藝の米だけで暮らしたいと思うくらい、静かで深く豊かな味わい。
今展初日に限定入荷します。

販売する豆腐は、絹のような口当たりの寄せ豆腐「一番」、口当たりと食感が楽しめる木綿豆腐の「五番」、その中間の「三番」の三種類。
日持ちは2/19までの予定で、売り切れ次第終了となります。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.koyazuka-tofu.jp/menu
小屋束さんのおからがこれまた美味しく、生のまま塩とオイルをかけるだけで絶品なのです!
そのおからで作った新作のグラノーラも入荷予定です。

会期前半の料理を担当してくださるあめこや・上田さんも豆腐作りを現在手伝われていて、2/15初日に出来立ての豆腐を自ら蒜山より運んでくださる予定です。
東京まで約8時間の道のり。道路の混雑事情により12時のオープン時には間に合わないかもしれませんが、遅くなるようならインスタグラムでお知らせいたします。
ご出産を間近に控え、しばらくお休みをされることもあって、いっそう貴重な機会です。
一人でも多くの方に、この村を象徴する味わいを感じていただけたら嬉しいです。


二月の企画展 清水善行・蒜山耕藝 二人展「あめつち」

2020年 2/15(土)-24(月・祝)※19・20は定休日です
12:00-18:00(最終日は16時まで)
清水さん在廊日:2/15・16・24
蒜山耕藝 高谷ご夫妻在廊日:2/22・23・24

  • 2018年11月に移転しました。新しいカモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map_new.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間となります。古い家屋のため冬は足元が冷えやすいので、あたたかくしてお越しください
  • 展示だけのご来店ももちろん大丈夫です。お気軽にお立ち寄りください
  • 静かな住宅街の中の小さなお店のため、展示スペースの混雑具合によってご入場を制限させていただく場合もあります。ご了承ください
  • 最終日は喫茶がなく16時閉店となります。お気をつけください