2011年10月6日

最強のミートソース!

私達にとって料理の師匠でもある長年の愛読誌『dancyu』から、弟分『料理男子』が7月に創刊されました。
dancyuよりもさらに本能的で、がつんと色っぽい料理写真が続くそそる雑誌。
その2号目が14日に発売されます。今回のテーマはパスタ。
その中で秀治が『最強のミートソース』という10ページの特集を担当しています。
写真は日置武晴さん。『食堂かたつむりの料理』以来でした。相変わらず力強く端正で美しい。
ためいきの出るようなミートソースやラザニアを撮っていただきました。

発売記念イベントとして、10月14日(金)に渋谷のパブリッシングブックセラーズにて「一生もんのミートソース」というイベントが開かれることになりました。
編集長の江部拓弥さんとオカズデザインがミートソース談義をしながら、作り方のコツをお教えします。
参加費1000円、一生もんミートソースの試食もしていただけます。
男子はもちろんのこと、男気あふれる女子も大歓迎。
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。

それにしてもここの本屋さんは、面白いイベントをたくさん打ち出してるなあ。
料理男子関係では、鎌倉の満月ワインバーオーナー・石井さんのワインの学校もあります。
ほかにもnoyamaさんやリリーフランキーさんの企画など気になるものばかり。お薦めです。

今回の依頼をいただいた神吉佳奈子さんは私たちが最も信頼している編集者の一人。
一緒に仕事をするとものすっごく緊張し気合が入り、心の底から幸せになる。
ありがとう、神吉さん。もっと応えられるよう精進します。

2011年9月16日

道具を作ること、使うこと。

9月のカモシカ企画「道具を作ること、使うこと」、終了しました。
いらしてくださったお客さま、ありがとうございました。
キャンセル待ちでご案内できなかった皆様、申し訳ありませんでした。
告知してから予約までの日数をゆったり取ったりと、次回以降さらに調整させていただきます。

長時間の作業で、手には水まめ&全身筋肉痛を持ち帰ったお客さまもいらっしゃいましたが、晴れ晴れとした表情を一様にされていたのが印象的でした。
今回の試みは、長く寄り添う生活道具を自分の手で生み出すという、シンプルながらハードルが高いもの。
1人1人丁寧にお客様を導く渡邊浩幸さん、等身大の生きた言葉で伝えるaalto coffee庄野さんに、改めて尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。
作ること、使うことについて、主催であるオカズが一番いいエネルギーをもらったように感じてます。

次回は来年かな。キャンプで一泊とか、終わったあとの銭湯+ビールつきはどうかとか楽しく無謀な作戦会議がすでに始まっています。
作ることにまっすぐに向かい合う、男気あふれる企画にしたいものです。
庄野さんから「仕事は違っても人間としての根っこが同じだと感じた」とのお言葉。
最高の褒め言葉です。

2011年9月1日

コンビーフの余韻

fève 会場

feveでのコンビーフサンドイッチ企画をしみじみもぐもぐ反芻中。
いらしてくださった皆様、feveの引田ご夫妻とダンディゾン木村シェフはじめスタッフの方々、夏休み中なのにチーズケーキを用意してくれたtatinさん、おいしい豆を焼いてくれたaalto coffeeさん。
ありがとうございました。
本っ当に楽しかったー。また木村さんと一緒にサンドイッチ作りたい。

昨日は器作家の吉村和美さんとの企画展打ち合わせで益子へ。
久しぶりのスターネット、やっぱり素晴らしい。静謐でゆるぎない空気。
吉村さんとのカモシカ企画は12月。楽しみでなりません。
また詳細決まったらブログでお知らせします。

2011年8月22日

9月のカモシカ ご予約状況

22日正午より受付を開始した9月のカモシカ企画「道具を作ること、使うこと。」
さっそくたくさんのお申し込みをいただきまして、ありがとうございます。
カモシカ初の長時間&高価なイベントで、内心かなりどきどきしていたのですが、早々にご予約がいっぱいになりました。いやー感激です。
現在のご予約状況をお知らせします(随時更新していきます)。

9/10(土) 満席
9/11(日) 満席

おかげさまで、feveでの「コンビーフサンドイッチとレモネード」も満席となり、キャンセル待ちの受付も27日のみとなりました。
こちらの仕込みはいよいよ明日から本格的に始動。武者ぶるい中。

2011年8月21日

9月のカモシカ「道具を作ること、使うこと。」

コンビーフに続き、もう一つ大切な告知です。
半年ぶりにオカズデザインアトリエ・カモシカでイベントを行います。お待たせいたしましたー!
カモシカでは通算三回目、木工作家・渡邊浩幸さんとのイベント「カモシカ工作部」です。
2年以上かけてゆっくり内容を詰め、やっと実現かないました。

カモシカ工作部では、過去二回木匙のワークショップをしてきました。
同じ木材をつかいながら、個性豊かなスプーンが並ぶのを眺めると、なんとも幸せな気持ち。
自分の手でものを産む楽しさは格別だなあと毎回感じます。
今回はさらに一歩先へ進もうと渡邊さんと決めました。
作るものはコーヒーメジャー。
スプーンよりもずっと深く彫らなければならず時間もかかりますが、作る楽しさにとどまらず、いい道具ってなんだろうと考え作るワークショップにしようと思いました。
木の性質やコーヒーをおいしく淹れることを午前中学んだ上で、しっかりと腹ごしらえ。
午後いっぱいかけてコーヒーメジャーを作ろう、という1日ががりの企画になりました。

さらに、使い手代表として、またおいしいコーヒーの先生として、aalto coffee庄野雄治さんをお招きします。
飄々としながら真摯にコーヒーと人に向かい合う、尊敬する作り手。
愛用されているメジャーを使ってコーヒーの淹れ方を教えていただきながら、誰よりもコーヒーの近くにいる方ならではの道具への想いを、熱く語っていただく予定です。
いやー、なんともはや贅沢。
席に余裕があれば、われらも参加するつもりです。

10年先もずっと大切に使い続けることが出来るもの。
これから自分の相棒となる、豊かな道具を作ってみませんか。
ご予約制の企画です。注意事項をよくお読みいただき、お申し込みください。


9月のカモシカ「道具を作ること、使うこと。」
-コーヒーメジャー作りと、おいしいコーヒーの淹れ方-

◇日時 9/10(土)・11(日) 10:00~18:00
◇人数 各日 12人
◇場所:カモシカ(東京都杉並区)
◇料金 1万円(材料費・お食事代込み)
◇ワークショップ内容
渡邊浩幸さん×aalto coffee 道具とデザインについての対談
コーヒーの淹れ方教室(デモンストレーション)
昼食(オカズデザインのカレー)
約3時間半メジャー作り
作業終了後、コーヒーとお菓子で講評会

◇お申し込み方法
下記のメールにて、8/22(月)正午から受け付けいたします。

メールアドレス

メールに以下の項目をご記入ください。
・タイトル:9月のカモシカ申込
・お名前(フルネーム)
・人数
・ご希望の日
・メールアドレス
・ご連絡がつく携帯電話番号

*下記の注意事項を必ずお読みください。
・受付開始以前に届いたメールは無効となります。ご注意ください。
・お申込みの可否を必ずご返信させていただきます。
お申込みから3日以上たってもこちらからメールが届かない場合、自動削除されていないかメールサーバーの設定をご確認の上、お問い合わせください。
・受付終了後、各回12名様にはメールにて地図など詳細をご連絡させて頂きますので、リンクを貼ったメールを受け取れるよう設定お願いします。
フィルタにかかり、メールが届かない場合があります。ご注意ください。
会の5日前になっても詳細のメールが届かない際には、恐れ入りますがその旨ご連絡いただけますようお願いいたします。

コンビーフ続報

feveさんでの「コンビーフサンドイッチとレモネード」、さっそくたくさんのご予約いただきましてありがとうございます。当日お会いできるのを楽しみにしています。
27日土曜日の14時からの会だけ、まだ数席空きがあるようです(8/21 17時現在)。→全て満席となりました(8/21 23時現在)。ただいまキャンセル待ち受付中です。
お申し込みお待ちしています。

メインのコンビーフサンドイッチには200年ものの古いお皿を使わせていただくことに!
今回の企画にあわせ、アンティークスタミゼさんが選んでくださったものだそう。
あー楽しみでなりません~。

2011年8月16日

最高のコンビーフサンドイッチ

食いしんぼの皆様にイベントのお知らせです。
夏の終りに、気絶しちゃうほどおいしいコンビーフサンドとレモネードの会をやろうよ
と、ギャラリーfeveの引田ご夫妻と数ヶ月前からひそかに企んでいました。

ダンディゾン木村シェフがお店に出してない、ひみつの角食がサンドイッチパンの候補。
これがもう素晴らしいおいしさ。ぐっとスイッチ入る。
それから2ヶ月コンビーフ試作にあけくれて、徐々に納得がいく試作が出来上がってきました。
コンビーフを食べた木村シェフがさらに角食を調整してくれ、さらにこちらが微修正する。
わくわくするセッションを繰り返し、ついに8月はじめ完成。
スタンダードで、しみじみおいしいサンドイッチが出来上がりました。

ただいまイベントに向けて仕込みに入り、冷蔵庫は半分以上牛肉、総量5キロ以上。壮観です。
サンドイッチにたっぷりと挟むため1日20食限定の予約制。
前菜やデザートもあわせ、ゆっくりお腹いっぱい召し上がっていただけるコース仕立てにしました。
イベントの詳細は下記の通りです。みなさまのご予約、お待ちしています。

◇日時
8/27(土)・28(日)
12時から/ 14時から 各回10名さま限定
◇会場
ギャラリーフェブ
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-2
http://www.hikita-feve.com/index.html
◇会費
2400円
◇ご予約
8/18正午より、ギャラリーフェブのHPにて受付。
受付方法など詳細は、近日中にフェブHPでご案内予定です。

※レモネードは、予約なしで各日12時~16時までテイクアウト出来ます。
ご予約間に合わなかった方もお気軽に遊びにいらしてください。

2011年8月15日

小泉佳春さん

四国の旅からとっくに戻っております。更新遅くなりました。
ちゃんと仕事を片付けていったはずなのに、帰ったらどーんとたまっていました。おかしい。
でも四国で太陽と水と人の温かさにどっぷりふれて、体中の気がめぐったようにエネルギーがあふれていて、元気にさくさく動ける。
そんな中、写真家の小泉佳春さんの訃報が届き、昨夜お別れの会に伺いました。
会場に飾られていた、小泉さんが撮ったご家族の写真の温かさと美しさに、言葉をなくしました。

以前にも書いたけど、小泉さんは私たちがはじめてメディアに出た折に写真を撮っていただいた方。
取材そのものにも慣れておらず、ましてや本や雑誌でよく見ている小泉さんに撮っていただいているのが不思議でなりませんでした。
うちの犬が小泉さんにめちゃめちゃなついて、離れなかった。ひざに乗せながらシャッターを押す小泉さんの姿をよく覚えています。もりもりとおいしそうにご飯を食べてくれた。
それから数年たって、今年1月発売のdancyuの表紙と特集の料理を撮っていただくことに。
たったの二回。
でも、どちらも忘れられない写真となり、小泉さんからたくさんのものをいただいたと感じています。
また一緒にお仕事できるとおもっていたので、知らせを受けて、体から力が抜けました。

dancyuは、一時退院されていた折に撮っていただきました。
最初に撮った時の料理もよく覚えてくださっていた。
またすぐ入院されてしまい、一緒にお仕事できたのは奇跡だったのだと思う。
もっともっと話したかったし、ご飯を食べてもらいたかったな。
ご恩をいただきっぱなしで、何ひとつお返しできなかった。

撮っていただいた料理写真たち。ずっと大事にします。

2011年7月27日

おこのみたべたい

台風いってからの東京は暑さが少しやわらいでいます。
寝やすくてありがたい。

今月はかなりハイペースで忙しかったけど、どうやら一山越したので、ちょいと四国にいってきます。
生まれて初めての徳島と高知。四万十川をさらにこえて、足摺岬にも足を伸ばします。
市内のマーケットも楽しみ。読みたかった本を持っていこう。

そういえば先週、NHK「てっぱん」の監督ご夫妻が家に遊びにきてくれた。
夜遅くまでばんばん飲んで食べながら、たくさん話をしました。
大阪が無性に恋しくなる。おいしいお好み焼きとやきそば、食べたいなー。

2011年7月6日

七夕カツカレー

いよいよ明日、七夕の日に「カツカレーとビール」始まります。
人数が集まらないのではとかなり不安だったのですが、会場の茜やさんはじめセンヌキ関係者の皆様のご尽力で、ほぼ満席近くとなってきました。感涙。
たくさんのご予約いただきありがとうございます。
8日はまだ数席余裕があるようです。詳しくは茜やさんHPでご確認ください。

イベント前夜、相変わらずばたばたと準備中ですが、楽しみだー。
茜やさんとオカズ一同揃ってお待ちしています。
まだ試飲してない高知のジンジャーエールが気になる。なんと1本700円也。
明日一番で味見しなきゃ。