2013年7月1日

「LOVE,BEER!」音楽と生ハムの夜

先週、ずっと気になっていた岡山に行ってきました。
人とものとの出会いに恵まれ、素晴らしい日々でした。
思いっきりエネルギーをもらったところで、今週末の「LOVE,BEER!」に向けて全力疾走です。

今回のビールをセレクトしてくださった井川直子さんからも、メニューに載せる説明文がぞくぞく到着。
ビールが飲みたくてたまらなくなる素敵な文章だったので、ちょこっとご紹介。

クラフトビールのことを、イタリアではビッラ・アルティジャナーレ=職人のビールと呼んでいます。
ビールと言うと「苦味」を連想しますが、彼らが大事にしているのはじつは「酸味」。
そしてハーブや果実、土着品種のワイン用ブドウなど、土地が誇る生産物をビールに使い、ワイン樽で熟成させたりもします。
そう、どこかワインを思わせるビール。
繊細、複雑、エレガント、詩的、そんな言葉が浮かんでくるようなビールです。

今週発売の『料理通信』8月号で、井川さんが書かれたイタリアクラフトビールの記事が掲載されます。
じっくり読み込んで予習いらしていただくのもおすすめです。
そしてお待たせいたしました、七夕の夜だけのスペシャルゲスト。
まず一組目は、日本一の生ハム屋「SALUMERIA69」オーナー、新町賀信さん。

69先輩

大好評だった3/3ひな祭りから4ヶ月、再び七夕の夜にカモシカにやってきてくれることとなりました。
職人魂にあふれたビールにあわせた、すばらしい熟成状態の生ハムを切りたてで提供してくださります。
オカズデザインの生ハム観をがらりと変えてしまった、心が湧き立つ生ハム。
ビール片手に心ゆくまでお楽しみください。

そして二組目は「small color」良原リエさん・オオニシユウスケさんのお二人。

small_color_photo

先月の「雨と酒」で料理にそっと寄り添ってくださった、静かに紡がれたアンサンブルとはがらりと変わり、リエさんのアコーディオンを軸に、お酒の友となるような艶やかな音楽を奏でてくださいます。
ビール片手の雑談の合間に、ゆるりするりと音楽が絡んでくる、そんな夜に出来たらいいなあ。
お二人も69さんの常連さんで、大の生ハム好き。
にぎやかでムードある一夜となるのは間違いありません。

みなさまのご来店、お待ちしています。


7月のカモシカ「LOVE、BEER!」

7/5(金)・6(土) 13:00-20:00(L.O.19:30)
7/7(日) 16:30~22:30(L.O.22:00)

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。
  • 混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご了承ください。
  • 古い家屋で空調があまり効きません。涼しい服装でおいでください。
    7/7についてのお知らせ
  • >7/7のみ16時半~22時半、ラストオーダーは22時。キャッシュオン形式の立ち飲みとなります。
  • ミュージックチャージとして、ご入店の際にお1人さま1000円いただきます。ご了承ください。
  • 69新町さんはお店が終わってから駆けつけてくれるので、生ハムのご提供は20時半以降となります。
  • 20時頃はかなりの混雑が予想されます。貴重品はお手元から離さないようお気をつけください。

2013年6月21日

7月のカモシカ「LOVE、BEER!」

夏がすぐそこまでやってきている今日この頃。
7月のカモシカは、むしむしとした気分をふっとばすビール企画「LOVE、BEER!」です。
そんじょそこらのビールではありません!
個人や家族単位で丁寧に作っている、イタリアのクラフトビールです。
そもそもの生産量が多くなく、さらに日本に入荷するのはごくわずかな、素晴らしいビールをご紹介します。

今回の企画は、ライターの井川直子さんに教えていただいたビールがきっかけ。
生粋のくいしんぼうで、ご著書『イタリアに行ってコックになる』をはじめ、日本とイタリアの料理業界に精通されている井川さん。オカズデザインも色んなことを教わっています。
とある会で薦めてくださったのが、イタリアクラフトビールとのはじめての出会いでした。
透明感とやわらかさに満ちていて、飲み終わった後にも長い余韻があり、あまりのおいしさにびっくり。
これはもっと知りたい!と、井川さんにくっついて様々なビールを教えていただき、準備を進めてきました。

イタリアビール!

のどごしのよさを重視する日本のビールとは違い、ふくよかでなめらかな味わい。さまざまな酸味や甘み、きれいなミネラル感があってワイン的です。
ほどよい炭酸加減で味わいのバリエーションも豊富なので、イタリアでは最初から最後までビールで食事楽しむ人も多いとか。
地元の稀少な小麦を使ったり、テラコッタの壷やワイン樽で熟成をさせたりと、手法も様々。
酒をずっと愛してきた伝統と、ビール職人が大切にしている信念と手間と時間が生み出す、その人とその土地でしか作れない味。なんて豊かな酒なんだろうと、毎回飲むたびに感激しきり。
ぜひ、みなさまにもぜひ召し上がっていただきたい!

クリアな味わいの白ビール、うす濁りのアンバーエール、スパイシーでナッツのような味わいの黒ビールなど、個性豊かなビールを5~6種類ご用意します。
6・7日は井川さんが在廊されます。ビールの説明を詳しくしてくださいますよー。

このビールにあわせ、どんな料理を作ろうかと楽しく悩んでいるところです。
自家製のソーセージやフライドポテトなどスタンダードなつまみを押さえつつ、しっとりとした野菜料理もたっぷり用意したいなあ。
また、七夕の夜はスペシャルゲストが登場、にぎやかな夜になりそう。こちらはまた追って告知します。
ご予約は不要です。たくさんのご来店、お待ちしています!


7月のカモシカ「LOVE、BEER!」

7/5(金)・6(土) 13:00-20:00(L.O.19:30)
7/7(日) 16:30~22:30(L.O.22:00)

    • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
    • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。
    • 混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご了承ください。
    • 古い家屋で空調があまり効きません。涼しい服装でおいでください。

2013年6月5日

「雨と酒」ご予約状況

6月5日正午から「雨と酒」イベントの予約をスタートしました。
※内容の詳細はこちらです。

10日13時時点で、全ての回が満席となりました。
キャンセル待ちは引き続き承りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

6/15(土)13時~ 満席
6/16(日)16時~ 満席
6/16(日)19時~ 満席

15日・16時半からの「ビストロ・カモシカ」では、Wのグラスワインとオカズデザインの料理を楽しんでいただけます。
こちらは予約はいりませんので、お気軽にいらしていただければと思います。

2013年6月4日

「雨と酒」ご予約について

6月のカモシカ「雨と酒」
お待たせいたしました。各会の時間、ご予約方法のご案内です。
ちなみにこちらの絵は、平澤まりこさんが今回の企画にあわせて描いてくださったもの。
当日カモシカに飾る予定です。まりこさん、ありがとう!

ametosake01

◇6/15(土)13:00-15:00
W・若槻さんが選んだ「雨に最も似合う」素晴らしいワインを楽しむ会です。
定員15人(ご予約制)
ワイン6種とオカズデザインの料理 5000円

◇6/15(土)16:30~21:30(L.O.21:00)
Wのワインを気軽に楽しんでいただける「ビストロ・カモシカ」
※ご予約は不要です。混雑時は少しお待ちいただくこともあります。

◇6/16(日)16:00~18:00/19:00~21:00
Wのワインと料理家・冷水希三子さんの料理会 。
small colorが奏でる静かな音楽と一緒にお楽しみいただけます。
各回定員15人(ご予約制)
1ドリンクつき、お料理とライブ 5500円
16:00~18:00/19:00~21:00

◇場所 カモシカ
東京都杉並区下高井戸4-5-10
03-6304-6270

ご予約制の会は、6/5(水)正午より先着順に受け付けます。
こちらのアドレスに必要事項をご明記の上、お申込ください。

メールアドレス

  • 件名「6月のカモシカ」
  • 代表の方のお名前(フルネーム)
  • 人数
  • メールアドレス
  • 当日ご連絡がつく携帯電話番号
  • ご希望の会(6/15の13時~、6/16の16時~、6/16の19時~ いずれか1つお選びください)
  • 注意事項(メールを送る前に、必ずご一読ください)
  1. 受付開始以前に届いたメールは無効となります。
  2. お申込みの可否を必ずご返信させていただきます。
  3. 携帯電話やフリーメールのアドレスではフィルタにかかり、こちらからのメールが届かない場合があります。サーバーの設定をご確認ください。
  4. お申込みから2日たってもこちらからメールが届かない場合、自動削除されていないかご確認の上、お問い合わせください。

6月のカモシカ「雨と酒」

昔から雨の音や風景がなぜか好きです。
春にわっと湧き出たエネルギーをいったん静めて、自分と向かい合う穏やかさを与えてくれるのかな。
6月のカモシカは、そんな雨の日に似合うしっとり静かなワイン会を二日間開きます。

今回、素晴らしいゲストをお招きすることとなりました。
フランス、イタリアのビオワインを扱うワインインポーター「W」代表・若槻隆裕さん。

ワインインポーターという言葉になじみがないかもしれませんが、日本に入ってくるワインたちは全て彼らが現地に足を運び、吟味して入ってきたものです。
「ワインは種類が多すぎて、どれを選んだらいいか分からない…」という方は、大きな目安としてインポーターさんに注目してみるのも手です(瓶の裏面などに輸入元として必ず明記されています)。
どうも自分はここのワインを選ぶことが多い。そんな傾向が分かればしめたもの。
自分と好みが近いインポーターさんを見つけると、失敗は格段に少なくなります。
オカズデザインにとっては、Wがまさにそうでした。

Wのワインは透明感とやわらかさに満ちていて、飲み終わった後にもふんわりと長い余韻があり、体と気持ちが喜ぶ美しいワインばかり。
若槻さんご本人もワイン同様、やわらかな空気をまとった素敵な方です。
そんな若槻さんが一押しの「雨の日のワイン」をカモシカで楽しんでいただけます。

6月15日(土)の昼間は若槻さんを囲んで、ワインにまつわるお話をゆっくり伺いながら、6種類のワインと料理と一緒にお出しするワイン会。
夕方からは、Wのワインとオカズデザインの料理をキャッシュオン形式で気軽に楽しんでいただける、小さなビストロをオープン。
ワインだけでなく、若槻さん秘蔵の素晴らしいウイスキーも登場する予定です。
ブエノスアイレスの小さなバーのような、雨が似合う静かな色気が漂う夜にしたいと思っています。

16日(日)も引き続きWさんのワインをご用意しますが、料理人がチェンジ。
料理家・冷水希三子さんが、シンプルで美しい料理をふるまってくださいます。
みずみずしい「梅雨を想う料理」を作ります、と冷水さん。楽しみでなりません。
そして雨と料理にそっと寄り添う音楽を、良原リエさん・オオニシユウスケさんのユニット「small color」が演奏。

各会のお時間やご予約方法につきましては、こちらでご案内しています。
どうぞよろしくお願いいたします。

2013年5月25日

5月のカモシカ「緑」新しい器たち

吉村和美さん個展「緑」、連日たくさんのご来店ありがとうございます。
いよいよ明日より後半戦。
受注が締め切りになってきたものも徐々に増えてきましたので、26日日曜日より新作の器を販売します。
2月のカモシカ「酒と白磁」で岡田直人さんも作ってくださったコップ、その名もカモシカップ。緑も含め5色展開です。
コーヒーやお茶を飲んだり、和え物や果物を盛ったりと幅広く使えます。
同じ径の小皿と小鉢も登場しますので、小皿を蓋に使って保存容器として使ったり、小皿と小鉢で別の色にしてお使いいただくのもモダンで素敵です。

新作の器は数があまり多くないので、お一家族3点まで。
他のアイテムのご注文も合わせて、お一家族5点まででお願いします。

吉村和美 リム皿 160

こちらはずらりと並んだリム皿たち。焼き菓子やパンが実によく似合います。

2013年5月24日

5月のカモシカ「緑」始まりました!

5月のカモシカ「緑」いよいよ始まりました。
初日は予想を超える盛況で、朝早くから整理券をお配りしました。
長くお待たせしたお客さまも多く、大変失礼いたしました。
改めて吉村さんの人気に脱帽です。

アイテムによっては、すでに受注が始まったものも。
なるべく多くのお客さまにお渡ししたいので、お一人様5点までとさせていただいています。
みなさまのご来店をお待ちしています!

2013年5月22日

5月のカモシカ「緑」のお菓子

明日から吉村和美さん個展「緑」が始まります。
いよいよ今日の午後、吉村さんが益子から器を持って到着される予定。楽しみでうずうずしています。

シュークリーム

お菓子やコーヒーが大好きな吉村さんのために、今回の企画はお菓子が充実しています。
こちらは試行錯誤すること数ヶ月、やっと完成した理想のシュークリーム。
固めでしっかりとした皮に、たっぷりとカスタードクリームを詰めています。
コーヒーは名古屋のcoffe kajitaさんが吉村さんの緑色をイメージしたブレンドを作ってくださいました。
とろりとしたコクがありながら、爽やかさもある味わいだそう。
淹れるのが楽しみだなあ。

ガトーショコラ

こちらは「デビルケーキ」。しっとりとした濃厚なチョコレートケーキです。
名前の由来は真っ黒いケーキだから、カロリーが高いけど逆らえないくらいおいしいからなど諸説あるそう。
コーヒーやお茶はもちろん、ワインと一緒にゆっくりと楽しんでいただくのもお薦めです。

2013年5月15日

5月のカモシカ「緑」受注について

いよいよ来週に迫った、5月のカモシカ「緑」
受注に関する大切なお知らせです。

2011年冬の「黄色」の折は受注会という形式をとりました。
また、展示アイテムを喫茶で使用。
お茶やお食事をしながら器を使っていただいて、ご自分にあう器をじっくりと選んでいただく趣旨でした。
お客さまから好評をいただいただいたのはもちろん、吉村さんにもお一人お一人とゆっくりお話できたことをとても喜んでいただけて、実現できて本当によかったなと今でも嬉しい気持ちでいっぱいです。

ただ、大きな課題が残りました。
当初3~4ヶ月を目安にお渡しする予定だったところ、受注の数が想像を遥かに超えたことで制作に半年近くかかり、吉村さんに大変なご負担をおかけすることになってしまったのです。
「緑」では、同じスタイルは難しい。
でも出来る限り初日の混雑を避け、最終日にいらっしゃる方にも器をお渡ししたいという気持ちも強くあり、吉村さんと話し合いを重ね、約半分の器が受注OKという形になりました。
下に詳細を載せましたので、ご確認いただければと思います。

吉村さんは、研ぎ澄ますように作品を作られる作家さんです。
1点1点にかける労力は大変なもので、決して量産できる器ではありません。
それにも関わらず「数を用意できるよう頑張ります」と、窯に向かってくださっています。

どうぞよろしくお願いいたします。

  • 通常の個展と同じく、なくなり次第販売終了のアイテムが半分。残り半分は受注をお請けしますが、一定数を目安に締め切ります。
  • 新しいデザインの器がいくつか登場します。こちらは会期半ば以降に展示・販売します。
  • 受注分も販売終了した後にご来店されたお客様には、DMでご紹介しているスープ皿など、カモシカオリジナルの器が再入荷の折に優先的にご案内します。
  • 開店前に行列が長くなった場合や混雑時は、整理券をお配りして順にご入場いただくこともあります。
  • スムーズに展示を見ていただけるよう、初日23(木)の喫茶はドリンクとお菓子のみとさせていただきます。お食事のご用意は24(金)からとなりますので、ご注意ください。

2013年5月7日

5月のカモシカ「緑」

2月から毎月あけているアトリエ「カモシカ」。今月は1年半ぶりの吉村和美さんの個展です。
前回の黄色に引き続き、それは美しい新色の器が登場します。

「黄色」
の直後からやりとりを重ね、吉村さんが生み出された新緑の色。
はじめて手にした時、平山郁夫さんの湖畔の絵を思い出しました。
深い透明感があり、見ているだけでぼーっとするくらい綺麗です。

緑が一緒に映える漆黒・白の器も登場。※青や藤色の器はありませんので、ご注意ください
色違いでも揃えられるようにと、前回と同じくリム皿とスープ椀を中心にアイテムを揃えます。
写真は空豆をたっぷりと使ったポタージュ。
期間中スープとパン、グラスワインやレモネードを楽しめる席も設けます。
実際に器を使ってみて、ご自分にあう1枚を見つけていただけたら嬉しいです。


5月のカモシカ「緑」
吉村和美 個展

5/23(木)-28(火)
12:00-18:00 ※最終日28日は16:00まで
東京都杉並区下高井戸4-5-10 カモシカ

  • 吉村さんは毎日在廊されます。
  • 喫茶は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。
  • 開店前に行列が長くなった場合や混雑時は、整理券をお配りして順にご入場いただくこともあります。
  • スムーズに展示を見ていただけるよう、初日23(木)の喫茶はドリンクとお菓子のみとさせていただきます。お食事のご用意は24(金)からとなりますので、ご注意ください。
  • 通販、クレジットカードの取り扱いはありません。ご注意ください。
  • 一部の商品は販売終了後、受注を承ります。詳しくはこちらをご覧ください。