2017年4月1日

料理人のワードローブ・一生ものの服

ワードローブ

髪直し

開催中の「料理人のワードローブ」展、番外編のカップル写真たち。ちなみに上が夫婦です。

服をまとうと、その人の輪郭が浮かびあがってきます。
たくさんの服があふれる中で、自然と目にとまって手にとり、繰り返し着続け、人からも似合うねと褒められる。
肌に心地よく、シンプルで機能的だからこそ仕事をしている時も、日常でも手放せない。そして日々いい風合いに育っていく。
そんな一生ものの一枚にきっと出会っていただけます。

この人たちが10年後、20年後にまた同じ服を着ている写真を撮りたいものです。


三月のカモシカ SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」
2017年 3月28(火)-4月3日(月)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
SEEP在廊日 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください。
  • 昼食会のお席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)

2017年3月26日

料理人のワードローブ・料理のこと

花冷えの夜。
いよいよ明日はSEEPさんの搬入。毎回想像をかるーく超えてくるので、待ち遠しくてそわそわ。
お天気にも恵まれそうで、ほっとしています。会期中に緑道の桜が咲くといいなあ。

会期中の昼食会の詳細、大変お待たせいたしました。
大きな食卓でみなさま一斉にお出しするコースとなります。
今回も農家・蒜山耕藝をはじめ海のもの山のもの、土地の天然水をふんだんに使って料理します。
内容やお出しする順番は日によって多少変わることもあります。

  • 雪下人参と麦のポタージュスープ
  • 山羊の生ハムとフレッシュリコッタ / 藪ウドと春キャベツのコールスロー
  • フキノトウのパスタ
  • クリームコロッケ
  • 自家製酵母パン
  • 小さなカスタードプリンと果物のマリネ
  • コーヒーまはた紅茶

今回から昼食会のご予約方法が変わり、前日の午前10時からお電話で承ります。
詳しくはこちらをご覧ください。

昼食後のお茶の時間では、数ヶ月お休みしていた定番のキルシュクーヘン(サワーチェリーキャラメルケーキ)や自家製レモネード、菜の花と放牧豚のキッシュなどをお出ししようと思っています。
天然酵母のショートブレッド、今回は2ヶ月寝かせた長熟タイプ。
ハードチーズのような風味で、ワインにもお茶にもよく合います。
どれもテイクアウトも可能です。

そして、展示のイメージにあわせ毎回作っていただいているコーヒーとお茶。
会ごとに静かにファンが増え続けるTEALABO.t武内由佳理さんのお茶、今月はこの季節ならではの、春らしい野生の雲南紅茶をご用意くださいました。
「春の山菜のように、透明感がありながら味わい深く、キレの良い飲み口が特徴です。
自然栽培で陽当たりの良い茶樹は、葉を少なく保ち、時間をかけてゆっくり成長するため、一枚の茶葉にミネラルがぎゅっと凝縮します。
その姿が、SEEPさんのスタンスと自然と重なりました。」とのメッセージをいただきました。

今日試飲させていただいたところ、一口飲んだ途端に、春!
みずみずしさと凛とした品格がある、体中が喜ぶ素晴らしい紅茶。
3/30・31はご本人が在廊し、自ら淹れてくださいます。

今回もcoffee Kajitaさんが個展をイメージして、コーヒー豆を焙煎してくださいます。
実はエプロンワンピースを愛用してくださっていて、魅力を肌で感じてくださっています。
「SEEPさんのエプロン、人参とクリームコロッケにしのびよる春を念頭において作りました。
新色のネイビーのしっとり落ち着いたやわらかさと、ざっくりとしたリネンの風合い。
マンデリンとエルサルバドルの二種の豆をつかって、春の花のような香味でまとめました。
分厚いながらも軽やかで、やわらかくとろりとしたコクがあります。」とのことです。
まだ試飲できていないのですが、これは楽しみ。
今回もテイクアウトのおいしい焼菓子もずらりと揃います。

そして嬉しいことに蒜山耕藝から、希少な雪下人参、パスタや塩あられなどが届くことが急遽決まりました。
二月のカモシカ「つつむ」にいらっしゃれなかった方も、やみつきになってしまった方もお見逃しなく!
春のお散歩がてら、遊びにいらしてくださいね。
ご自分の一部のように思える服と出会っていただけたら、何より嬉しいです。
みなさまのご来店をお待ちしています。

ドルマンコート

リネン ドルマンコート 後染めネイビー ¥35,640


三月のカモシカ SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」
2017年 3月28(火)-4月3日(月)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
SEEP在廊日 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください。
  • 昼食会のお席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)

2017年3月25日

四月のカモシカ・坂野友紀個展「ショートケーキ」

あと3日で三月のカモシカ。緑道の桜の蕾もだいぶほころんできました。
展示にあわせて咲くといいなあ。
少し早いですが、四月の企画のお知らせです。

坂野友紀 「ショートケーキ」

金工・坂野友紀さんの二回目の展示となります。
2015年「タルト」展に続く今回のテーマはショートケーキ。
しっとりシンプルな苺のケーキによく似合う、機能的で美しい器とカトラリーがずらりと揃います。

会期中はオカズデザインの料理や菓子をご用意します。
ショートケーキに似合う春らしい洋食を考えています。どうぞお楽しみに。
また、24・25・27・28の四日間は名古屋・nokos à l’étage坂井規予さんが出張してくださり、この企画のためにショートケーキを作ってくださいます。
昼食会のコースのデザートはもちろん、15時半以降コーヒーまたはお茶と一緒のセットも担当してくださいます。
混雑を避けるため、この四日間は昼食・お茶の時間は全てメールでの事前予約制となります。
受付方法やお値段などの詳細はただいま検討中で、三月の展示が終わってからこのブログでご案内予定です。もう少しお待ちくださいませ。


四月のカモシカ 坂野友紀個展「ショートケーキ」
2017年 4月20(木)-30日(日)※26(水)は休みです。お気をつけください
12:00-18:00(最終日は16時まで)
坂野さん在廊日 4/20・27

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、お気をつけください。
  • 昼食会のお席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)
  • 4/24・25・27・28の四日間は昼食会・お茶の時間ともに事前の完全予約制となります。受付方法など詳細は近日中にこのブログでアップ予定です。

2017年3月18日

料理人のワードローブ・コクーンシリーズとカッポウギ

コクーンワンピース

SEEPさんが2016年に発表したコクーンシリーズ、その名の通り体にふんわり空気をまとう繭のような服です。
襟や袖まわりがしゅっとしていて、贅沢なボリュームがありながらすっきりとした着こなしが出来ます。写真のチュニックのほかTシャツもあり、いずれも重ね着などにも活躍するアイテムです。

スモック

また、重ね着といえば定番のカッポウギも忘れちゃいけません。
前後ろの長さが違い、どちらを前にもってくるかでまたニュアンスが変わるのも嬉しいのです。
カッポウギという名前がついていますが、料理の時だけでなく贅沢なリネンシャツとして長年愛用しています。
男の人が着ても実にかっこいいのです。パートナーと兼用もお薦めですよ。

割烹着とパンツ

リネン コクーンチュニック / ダークネイビー ¥23,760
リネン カッポウギ / キナリ ¥17,280


三月のカモシカ SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」
2017年 3月28(火)-4月3日(月)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
SEEP在廊日 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください。
  • 昼食会のお席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)

2017年3月17日

料理人のワードローブ・エプロンワンピース

3人

SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」。
真ん中の絵里香さん、左のまきじくんが着てくるエプロンワンピースは作家の鈴木伸也さんが特に力を入れて今回のために生み出してくださったもの。
もともとはオカズデザイン用に作ってくださったエプロンをベースに、一昨年の展示会の折にはじめて登場しました。

seep10

今回深く美しいネイビーに染め上げることで、靴や楽器などの工房のようなニュアンスが加わりました。
ゆったりとしたドルマンスリーブ、タックも贅沢にとってあり中世の修道着のよう。
何年着続けても飽きがこない、年齢性別をこえてたくさんの方に愛されている日常と仕事がつながる服です。同じリネン素材の腰紐をきゅっとしめたり、あえて結ばずゆったりと着たりと日々の気分によっても着方を変えて楽しんでいます。

リネン ドルマン エプロンワンピース / 後染めネイビー ¥33,480
リネン ドルマン エプロンワンピース / 白・キナリ ¥32,400


三月のカモシカ SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」
2017年 3月28(火)-4月3日(月)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
SEEP在廊日 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください。
  • 昼食会のお席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)

2017年3月14日

料理人のワードローブ・ラップエプロンとラグランシャツ

パンとシャツとラップエプロン

SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」。
DMのモデルとなった蒜山耕藝・高谷絵里香さんが身に着けているラップエプロンとラグランシャツは、オカズデザインが一年を通して長く身につける組み合わせです。

腰で巻くエプロンは動いているうちにずれることが難点ですが、紐通しが付いていることでしっかりホールド。
それでいて自由に動くことが出来、陶芸家の吉村和美さんもロクロをひく時にも愛用してくださっています。こうやって写真で見ると、横のラインの美しさにも改めて惚れ惚れ。

SEEPらしい、素肌に心地いい軽やかなガーゼ素材のシャツは着込むほどやわらかく、体の一部のよう。襟の開き具合や立ち上がりなど、シンプルでありながらありふれないニュアンスが細やかな仕立てに表れています。
レディースは七部袖で体にしゅっと添い、メンズは十分袖でやや丈が長く、すとんとしたライン。1枚で着る時はレディース、重ね着やパートナーと共有する時はメンズと使い分けるのもお薦めです。

上下ともに、今回の企画にあわせて初登場のネイビー。
やや黒味が強い夜空のように深い藍色で、しっとりした大人の上質感を増しています。

綿ガーゼ ラグランボートネックシャツ / メンズ M ネイビー ¥12,960
リネン ラップエプロン / ネイビー ¥14,904


三月のカモシカ SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」
2017年 3月28(火)-4月3日(月)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
SEEP在廊日 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください。
  • 昼食会のお席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)

2017年3月10日

三月のカモシカ・SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」

木の芽がふくらみ、春がそこかしこに感じられる季節。
心も体も軽やかになる洋服の展示会をひらきます。

オカズデザインのエプロンを作ってくださっているSEEPさん。
過去三回カモシカで展示を重ねてきた内容を深め、生地の質感、染めなどにいっそう丁寧に向き合った作品たちが揃います。

料理人のワードローブ 2017

毎回思うことですが、正面はもちろん、横や後ろのラインがとても美しく、何よりも心地いい。袖を通していてストレスをまったく感じません。
普段着と仕事着の境目なく、また性別や年齢を問わず活躍するワンピースやコート、シャツは、おいしいものや美しいものを作り、生み出す人によく似合います。

期間中、昼食会では春らしいコース料理とグラスワイン、お菓子をお出しします。
雪の下から掘り出した人参のポタージュスープや、クロックムッシュなど温かなサンドイッチをイメージ中です。詳しくはまたおってご紹介しますね。

そして、大切なお知らせです。
これまで当日の10時からお電話でご予約を受け付けてきた昼食会。
遠くからいらしてくださるお客様が増えてきたこともあり、前日10時からに変更します。ご注意ください。
お席が埋まらなければ当日のご予約も大丈夫ですので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。instagramなどSNSでもご予約状況を発信していくつもりです。

みなさまのご来店をお待ちしています。


三月のカモシカ SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」
2017年 3月28(火)-4月3日(月)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
SEEP在廊日 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください。
  • 昼食会のお席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)

2017年2月20日

二月のカモシカ・料理のこと

いよいよ明日から始まる「つつむ」会期中の昼食の内容、大変お待たせいたしました。
蒜山耕藝の作物と、この土地で採れる野生の食材のコースとなります。※仕込みの都合により、多少変わることもあります

  • 甘酒と白湯
  • 前菜盛り合わせ 人参の胡桃味噌和え / 茹でたて新大豆 / 自家製リコッタと蕨のマリネ
  • 豆乳水餃子
  • 揚げ芋 三種
  • 津黒の白粥と香の物
  • 作りたてもなか
  • コーヒーまたはお茶

そして、展示ごとに毎回作っていただいているコーヒーとお茶。
コーヒー担当・coffee Kajita梶田真二さんからは三種類の豆をあわせ焙煎してくださった豆が届きます。
「五月女さんの器が持つ吸い込まれるような質感と、静かで力強い蒜山耕藝の野菜たち。土の持っている素朴な聖霊を感じられるようなイメージで作りました。」とのメッセージが届きました。23日(木)は名古屋からいらしてくださり、ご本人自ら淹れてくださいます。
お茶を担当してくださったtealabo.t武内由佳理さんからのご提案は希少な老茶(ラオチャ)烏龍茶。素朴で力強い香りが口中に広がり、あまりのやさしさに涙が出そうになる、大地の力を五感で感じられるお茶です。26(日)・27(月)はご本人自らお茶を淹れてくださいます。
どちらも素晴らしい仕上がり、当日をどうぞお楽しみに。

昼食のご予約は当日朝10時から電話で承ります。お茶の時間はご予約不要、15時半ごろお食事の席が空き次第順にご案内をさせていただきます。
みなさまのご来店お待ちしています。

2017年2月19日

二月のカモシカ・つつみ、つつまれるもの

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五月女寛さんの筒状の器「つつ」。
2014年、この器だけの展示「つつ」を開いて以来、3年ぶりの五月女さんの展示となります。
ろくろを使わず手で作り上げるこの器は、美しい貫入の入った古道具感と素朴でぽってりとした厚みとやわらかさがあり、カモシカでも長く愛用しています。
今回焼き上げてくださったつつ達。いっそう素朴な佇まいとなり、しんとした空気をまとっています。

また、この数年ライフワークとして取り組まれている壺。
こちらも手びねりで一つ一つ作り上げられているもので、繊細な美しさと力強いまろみ、魂の形そのままを表しているかのよう。両手でつつむと、言葉にはならないけれど確かなエネルギーが伝わってきます。
カモシカではこれまで料理と器をテーマに実用を意識した企画をひらいてきましたが、この壺はそこにあるだけで空気が色を変えていくオブジェとして展示する初の試みです。
日々の生活の中で家や人を包み、溶け込いながら、静かな光を放つ壺。山で採った素朴な枝などを生けてもよく似合います。

その他、初登場の小皿も作ってくださいました。あっという間に売り切れそうな予感です。
ご自身の手で作品をつつみ、その力を感じていただけたら嬉しいです。

satome_tubo


2月のカモシカ 五月女寛・蒜山耕藝二人展「つつむ」
2017年2月21日(火)-27(月)
12:00-18:00 最終日は16時まで
作家在廊日  五月女さん2/23・25・26  蒜山耕藝 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください
  • 食事席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は当日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します。最終日は16時閉店のため、お茶のご用意はありません。また、25(土)・26(日)は夜の会準備のため16時ラストオーダーとなりますのでお気をつけください

2017年2月18日

二月のカモシカ・目に見えないもの

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今回のDMで五月女寛さんの壺を持つ手はご本人ではなく、蒜山耕藝・高谷裕治さんのもの。里芋を触った手のまま、雪の上で撮影にのぞんでいただきました。
こうして見つめるとこの手の放つ力があまりに強く、他の方の手では成り立たなかったのをあらためて確信。

農家・蒜山耕藝の高谷裕治さん・絵里香さんご夫妻が暮らす蒜山・中和村(ちゅうかそん)は岡山の最北端、鳥取との県境がすぐそこ。オカズデザインも月の半分を暮らしています。
水のいい場所に住みたい!と10年近くあちこちの田舎を見てきた中でもぶっちぎりの里山。そこかしこに湧き水や温泉がある山の麓、森や川の恵み豊かな場所です。
世界が深い白に覆われていく冬は長く厳しく、そして土地の清らかさにもつながっています。

hiruzen_winter

肥料や農薬をつかわない自然栽培で、豊作の時はおごらず、滞る時は土地作りの根幹に向かい合う。
どんな時も変わらず手を動かし自然や人とつながっていく蒜山耕藝の二人は、いつも包み込むようなあたたかさ、凛とした気に満ちています。半移住から2年近く。田畑や作物、お二人ご自身と触れ合う機会を多く持つことで、いっそうその魅力を得がたいものに感じています。
土地とお人柄そのまま、透きとおるような綺麗な味わいの彼らの作物と、土地の湧き水で作ることが今やオカズデザインの料理のベース。
春にむけて大きな力が雪の下で静かに蠢いているように、ものを作り暮らすことの目に見えない確かな根幹を感じていただけたらと思い、昨年に続き東京にいらしていただく運びとなりました。

蒜山でそうしているように日々ともに台所に立ち、蒜山耕藝の食材で料理を仕込んで昼のコース仕立てでお出しします。また、お餅やパスタ、あられや麦湯といった人気商品もどっさり持ってきていただく予定。
ちょうどほやほやの新小麦が出来上がってきたので、オカズ定番のショートブレッドも今回だけこの粉を使った特別バージョンでお出しします。どうぞお楽しみに。

昼食後のお茶の時間には彼らの餅米で作った磯辺焼きやきなこ餅、もなかなどの軽食を15時半ごろ~17時までご用意してくださいます。昼食が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します。他の企画との兼ね合いで、下記の2点をご留意ください。
※23(木)coffee Kajita出張喫茶・27(月)最終日16時閉店のため、蒜山耕藝の軽食のご用意はありません
※25(土)・26(日)は夜の会の準備により、軽食のオーダーは16時までとなります

昼食会のメニューにつきましては、また近日中にお知らせいたします。


2月のカモシカ 五月女寛・蒜山耕藝二人展「つつむ」
2017年2月21日(火)-27(月)
12:00-18:00 最終日は16時まで
作家在廊日  五月女さん2/23・25・26  蒜山耕藝 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください
  • 食事席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は当日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します