2017年6月14日

七月のカモシカ・器料理会「うすずみ」

ゆっくりと食事やお茶をとっていただき器に触れる中で、最初気になっていたものとは違う器を選ばれたり、この先もずっと付き合っていきたいと思える一つの器にゆっくりと心が決まる。
カモシカで大切にしている時間と流れを象徴する料理会を、展示会に先駆けて三日間催します。

新色を決めるにあたって、吉村和美さんと毎回お話するのは食材がもっとも映える色ということ。
出汁をふくんだみずみずしい野菜たちがまとう、茄子紺や鮮やかな緑。乳白色のふっくらとした豆腐、削りたてのレモンの皮とチーズを散らしたシンプルなパスタ。
美しい墨色の器にどんな料理を盛ろうか、あれこれ想像しては幸せな気持ちに満たされています。

オカズデザインが月の半分を暮らす、蒜山中和村から湧水や蒜山耕藝の野菜、野のもの海のものをふんだんに使って、七皿のお料理をお出しする予定です。
TEALABO.t武内由香理さん、coffee Kajita梶田真二さんが今回も展示にあわせて特別なお茶とコーヒーを準備してくれます。器料理会ではどちらも召し上がっていただけたらと考えています。

また、吉村さんご本人をお招きして今回の薄墨色を生み出すきっかけやお薦めの使い方、今後の作品についてなど様々なお話を伺います。
料理会の終了後、器をご購入いただくことも可能です(展示会でのご購入可能数と同じ予定です)。

メールで事前にお申込みいただき先着順に受けつけ、オカズデザインからの返信をもってご予約完了となります。下のアドレスに必要事項をご明記の上、メールをお送りください。

メールアドレス

器料理会「うすずみ」
6月28(水)・29(木)・30(金)
18:00-21:00
各日 12名さま
お一人さま 6000円
カモシカ http://okaz-design.jp/kamosika/map.html

  • 件名「器料理会 うすずみ」
  • お名前(フルネーム・お連れ様がいらっしゃる場合は、その方のお名前もお願いいたします)
  • メールアドレス
  • 当日ご連絡がつく携帯電話番号
  • お申込み人数
  • ご希望日
  • アレルギー食材(もしあればお知らせください)
  • 注意事項(メールを送る前に、必ずご一読ください)
  1. お申込みの可否を必ず3日以内にご返信させていただきます。
  2. 携帯電話やフリーメールのアドレスではフィルタにかかり、こちらからの返信が削除される場合があります。お申込みの前にご自身のサーバーの設定をご確認ください。
  3. お申込みから3日過ぎてもこちらからメールが届かない場合、ごみ箱や自動削除されていないかご確認の上、お問い合わせください。
  4. 古い家屋のため空調が効きづらく、涼しい服装でいらしていただくのをお薦めします。

2017年5月22日

伊藤環個展「リム皿の幸福」のお茶菓子

麒麟食堂 チキンライス

麒麟食堂との5/25-27の昼食、たくさんのお申込みありがとうございます。
だいぶ席が埋まってきていますが、若干余裕がある日もあります。
ご予約状況はこちらでお知らせしていますので、ご参照ください。

そして、展示のイメージにあわせ毎回作っていただいている人気のお茶とコーヒー。
TEALABO.t武内由佳理さんが今回のためにご用意くださった紅茶“rim(リム)”。
「環さんの優雅な釉がかかったリムに思いを馳せ、温度差による味わいの幅を紅茶に乗せてみました。
湯気にほわっと立ち昇る香り・軽やかでキリッとした味わいから、温度が落ち着く毎に顔を出す甘みや酸味・そして茶樹の根っこに還るような幕引き。ドラマチックな味わいの幅を感じていただけますと幸いです。」とのこと。
さっそく試飲してみたところ、とてもすっきりとしたこの季節らしい飲み口。
口の中にやわらかく品のいい甘みや香りが広がります。暑い日はアイスティーもご用意できたらいいなと思っています。
5/26・28・29は武内さんが在廊、自らお茶を淹れてくださいます。

絵を描かれるようにコーヒーを造られるcoffee Kajita・梶田真二さん。
環さんの釉薬のようにとろりとしたブレンドが出来ました、と連絡がありました。
豆はブラジルのナチュラルの中煎り、ケニアの中深煎り、マンデリンの浅煎りの三種類。
とろけるようなやわらかさがありながら、すっきりとした後口。
ほんのり昔の喫茶店のコーヒーのような懐かしさもあり、チキンライスやクロックムッシュ、アイスクリームとの相性がとても良さそうです。
こちらもアイスコーヒーを数量限定でご用意できればと思っています。

デザートはバナナケーキに自家製のアイスクリームを添えたものを中心に、人気の天然酵母ショートブレッドやキルシュクーヘン、フィナンシェ。
余裕があれば、環さんの器で柑橘のパフェもやりたいなぁと思っています。
リピーターが後を絶たない蒜山耕藝のあられ・最中の皮も入荷しました。
最中の皮、この季節はアイスクリームを挟むのもお薦めです。
みなさまのご来店お待ちしています。


五月のカモシカ 伊藤環個展「リム皿の幸福」
2017年 5月23日(火)-31日(水)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
伊藤環さん在廊日 5/26・27

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間となります。
  • 展示だけのご来店ももちろん大丈夫です。お気軽にお立ち寄りください。
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)
  • 静かな住宅街の中の小さなお店のため、展示スペースの混雑具合によってはご入場・ご購入点数を制限させていただくこともあります。日々状況をみて判断しますので、instagramをご参照いただければと思います。https://www.instagram.com/okazdesign/

2017年5月20日

五月のカモシカ・伊藤環個展「リム皿の幸福」

大変お知らせが遅くなりました!
五月のカモシカは、伊藤環さんの三年ぶり二回目の展示です。前回に引き続きテーマはリム皿。
よそいきではない、あくまで日常のなかの品あるリムの器が五月のカモシカにずらりと並びます。

環さんの作品はどれも考え抜かれていて機能的、シンプルで美しい。
それでいて、どこかにほわんとしたやわらかさ、ゆったりとした佇まいがあります。
1枚の線によって生まれる凛とした秩序、贅沢な余白。
リムという区切りがあることで、環さんの器はいっそう深い美しさを増すのを使い手として日々感じます。
写真は新作のオーバル皿に、オカズデザインのチキンライスを盛っています。

今回の会期中の料理は、日によって内容や受付方法が異なります。
お食事もご希望の方は、ご来店予定日の内容をしっかりご確認いただければ幸いです。

チキンライス

◇5/25・26・27
会期半ばの5/25-27の三日間は、環さんとは家族ぐるみで親交が深いシェフをカモシカにお招きします。
岡山の名店、麒麟食堂・白川誠博さん。
メニューはチキンライス、ナポリタンなど3-4個のみ。
洋食のイメージをくつがえず品のある透明な味、いつ行っても全身が幸せに満たされるのです。
素材に向き合う姿勢はこれ以上なく真摯で丁寧、たくさんのことを教えていただいている敬愛する料理人。
記念すべき初出張を快くお引き受けくださり、看板メニュー・チキンライスを作っていただけることになりました。
その前にお出しするスープや前菜、デザートなどは全てオカズデザインが担当。
お値段は2500円前後を予定しています。 ※料理内容は仕入れなどで多少変わることもあります

  • ウドと新じゃがいもの冷たいポタージュ
  • 五月のピクルス
  • チキンライス
  • バナナケーキと小さなアイスクリーム
  • コーヒーまたは紅茶

麒麟食堂のチキンライスは、カモシカの台所では一度に作れるのが2食のみ。
そのため、この三日間は事前にメールでご予約を承り、12-14時半のお好きな時間にご来店いただくという形とさせていただきます。
食事席は8席なので、混雑時は長くお待ちいただくことをご了承いただければと思います。
メールでの受付詳細は、明日5/21中にこのブログでアップする予定です。

◇5/23・24
麒麟食堂の準備の関係もあり、軽食やデザートをご用意します。
環さんと古いお付き合い、前回の展示でも大人気だった山角さんの角食で、久しぶりにクロックムッシュを作る予定。
ただいませっせと自家製ハムを仕込んでいます。とてもいい出来に仕上がっていますので、こちらもどうぞお楽しみに。
この二日間はご予約不要、ご来店順にご案内させていただきます。
会期スタートほやほやで展示空間は混雑も予想されます。器を悩む合間にほっと休んでいらしてくださいね。

◇5/28-31
いつも通りオカズデザインの昼食会の予定です。
内容は麒麟食堂との料理と基本的には同じですが、1皿くらい追加するかもしれません。
メインディッシュは蒜山耕藝のササニシキと野菜、土地の湧水、鳥取・鹿野地鶏をふんだんに使ったチキンライス。
麒麟食堂さんとはまた違う、私達らしい味を楽しんでいただけたら嬉しいです。
いつもと同じく、12時・14時の二回、各10名さま一斉にお出しするスタイルです。
前日の午前10時からお電話でお席のご予約を承りますのでご活用ください。


五月のカモシカ 伊藤環個展「リム皿の幸福」
2017年 5月23日(火)-31日(水)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
伊藤環さん在廊日 5/26・27

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間となります。
  • 展示だけのご来店ももちろん大丈夫です。お気軽にお立ち寄りください。
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)
  • 静かな住宅街の中の小さなお店のため、展示スペースの混雑具合によってはご入場・ご購入点数を制限させていただくこともあります。日々状況をみて判断しますので、instagramをご参照いただければと思います。https://www.instagram.com/okazdesign/

2017年4月18日

坂野友紀個展「ショートケーキ」・料理のこと

いよいよ会期を明後日迎える金工・坂野友紀さん個展「ショートケーキ」。
会期中の昼食会のメニューがほぼ決まりましたのでお知らせします。
オカズデザインが月の半分を暮らす鳥取と岡山の県境・蒜山中和村。
今回の主役・坂野友紀さんも、数年後には家を構え移住される予定です。
私たちがこよなく大切に想う、澄みきった水と土地が生む旬の味わいを楽しんでいただけたらと思います。

お値段は3500円を予定しています。内容は日によって多少変わることもあります。

  • クレソンと新玉葱のポタージュ
  • 雪下前菜二種 椎茸のロースト/小さなパンケーキ
  • 一匙料理
  • 鹿のハヤシライス
  • ショートケーキ
  • コーヒーまたは紅茶

今回も前日の朝10時より、お電話にて昼食会のご予約を受け付けます(24・25・27・28は事前予約で満席となり、受付終了しています。詳しくはこちらをご覧ください)。
12時・14時、各回8席、連絡先は下記のリンクに載せてあります。
お席が埋まらなければ当日のご予約も大丈夫ですので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
instagramなどSNSでもご予約状況をなるべく発信していくつもりです。

坂野友紀 「ショートケーキ」

ショートケーキは4/24・25・27・28の四日間以外は、オカズデザインが作ります。
新スタッフのパティシエール・細井さん中心にこつこつと試作を重ね、素朴さと粋さをあわせもつショートケーキが出来上がりました。ワインともなかなか相性がよく、私たちらしいねと笑っています。
nokos à l’étageとはまた違う味わいをお楽しみいただけたら嬉しいです。
お昼のデザートはもちろん、15時半ごろからのお茶の時間もご用意します。
お茶の時間はご予約不要ですが、売切れ次第終了となりますのでご了承ください。

そして、展示のイメージにあわせ毎回作っていただいている人気のお茶とコーヒー。
TEALABO.t武内由佳理さんが今回のためにご用意くださった紅茶“rouge(ルージュ)”。
「野草のような産毛に守られた芽をやさしく手揉みした茶葉をポイントに、ショートケーキをふわっと引き立てるバランスでブレンドした紅茶です。
芯がすっと通り、余韻に女性の清らかな強さを感じるイメージは、坂野さん・nokos à l’étage坂井さんの背中に重なります。」とのメッセージをいただきました。
明日届いたらさっそく試飲してみるつもりです。水出しもとても美味しいとのこと、暑い日はアイスティーもご用意できたらいいなと思っています。
4/20・24・27・28は武内さんが在廊、自らお茶を淹れてくださいます。

絵を描かれるようにコーヒーを造られるcoffee Kajita・梶田真二さん。
苺のニュアンスがさまざまに感じられるクリーミーなブレンドが出来ました、と連絡がありました。
エチオピアのナチュラル、コロンビアのティピカ種、ガテマラのブルボン種と、全て在来種の希少な豆を使われたとのこと。
エチオピアは苺のフレーバーや甘み、コロンビアはヘタまわりの草っぽいイメージ、ガテマラはふくよかなボディ感をそれぞれ表現しているということですが・・・今回も想像を遥かに超えた味わいが期待できそうです。

テイクアウトは、人気の天然酵母ショートブレッドやキルシュクーヘンのほか、数年ぶりにフィナンシェも登場。
小さくともしっかり濃厚で、お茶にもワインにもよく似合う大好きな焼菓子。
リピーターが後を絶たない蒜山耕藝のあられ・むぎゆなども販売します。
みなさまのご来店お待ちしています。

最後に、お知らせです。
カモシカ隣家の解体工事が24日から始まることになりました。
幸い日曜祭日は工事休みなのですが、24・25・27・28・29の五日間は騒がしくなってしまいそうです。
残念ながら日程は動かせるものではなく、特に24・25は大きな音が終日あるかも・・・と予想しています。
ご理解いただければ幸いです。


四月のカモシカ 坂野友紀個展「ショートケーキ」
2017年 4月20(木)-30日(日)※26(水)は休みです。お気をつけください
12:00-18:00(最終日は16時まで)
坂野さん在廊日 4/20・27

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、お気をつけください。
  • 昼食会のお席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)※4/24・25・27・28の四日間は昼食会・お茶の時間ともに事前の完全予約制のためすでに満席となりました
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)

2017年4月9日

ショートケーキ・nokos à l’étageご予約について ※受付終了いたしました

金工・坂野友紀さん個展「ショートケーキ」。
すでに告知しましたように、4/24・25・27・28の四日間は名古屋・nokos à l’étage坂井規予さんが出張してくださり、この企画のためにショートケーキを作ってくださいます。
昼食会のコースのデザートはもちろん、15時半以降コーヒーまたはお茶と一緒のセットも担当してくださいます。

混雑が予想されるため、この四日間だけは飲食は事前にメールでのお申込みを受付させていただきます。展示だけのご来店は、もちろんご予約なしで大丈夫です。

4/10(月)正午から受付開始します。
※4/10 13:30 すべての会満席になりました。たくさんの申し込みありがとうございました。

なお、この四日間以外の営業日は昼食会のご予約方法はいつもと変わらず、前日の10時から電話で受付、料理・ショートケーキともにオカズデザインが全て担当します。
nokos à l’étageのケーキとはまた違った、ワインとも相性がいい素材感あるショートケーキをただいま試作中、いい塩梅に仕上がってきています。こちらもどうぞお楽しみに。

◇昼食会 3500円
11時半 / 13時半 各10名さま

坂野さんの様々な器をつかった、五~六皿の四月の料理会。
大きな食卓でみなさま一斉にお出しするコースとなります。
今回も農家・蒜山耕藝をはじめ海のもの山のもの、土地の天然水をふんだんに使って料理します。
デザートにnokos à l’étageの苺ショートケーキが登場します。

◇ショートケーキとお茶のセット 1300円
15時半 / 16時半 各10名さま
苺ショートケーキかモカショートケーキ、どちらかをご用意します。
日によってご用意できる数が変わるためケーキのご指定は難しく、苺とモカどちらになるかはこちらにお任せいただく形となります。あらかじめご了承ください。

coffee Kajitaのカモシカブレンド、またはTEALABO.tのお茶を当日お選びいただけます。どちらも今回の展示企画をイメージして焙煎・ブレンドしていただく他では味わえないものです。
詳しい内容はまた決まりましたら、こちらのブログでご紹介させていただきますね。

メールで事前にお申込みいただき先着順に受けつけ、オカズデザインからの返信をもってご予約完了となります。
下のアドレスに必要事項をご明記の上、メールをお送りください。
メールアドレス

  • 件名「ショートケーキ予約」
  • お名前(フルネーム)
  • メールアドレス
  • 当日ご連絡がつく携帯電話番号
  • お申込み人数 2人までお受けできます
  • ご希望日時(例:24日13時半の昼食会 /27日15時半のセットなど、日時と内容をご明記ください。第二希望があれば合わせてお知らせください)
  • 注意事項 メールを送る前に、必ずご一読ください
  1. 4/10(月)正午ちょうどからお受けします。数秒でもフライングは無効となりますので、お気をつけください。
  2. お申込みの可否を必ず3日以内にご返信させていただきます。
  3. 携帯電話やフリーメールのアドレスではフィルタにかかり、こちらからの返信が削除される場合があります。お申込みの前にご自身のサーバーの設定をご確認ください。
  4. お申込みから3日過ぎてもこちらからメールが届かない場合、ごみ箱や自動削除されていないかご確認の上、お問い合わせください。

坂野友紀 「ショートケーキ」

四月のカモシカ 坂野友紀個展「ショートケーキ」
2017年 4月20(木)-30日(日)※26(水)は休みです。お気をつけください
12:00-18:00(最終日は16時まで)
坂野さん在廊日 4/20・27

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、お気をつけください。
  • 昼食会のお席は最大10席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)
  • 4/24・25・27・28の四日間は昼食会・お茶の時間ともに事前の完全予約制となります。詳細は上の記事をご覧ください。

2017年3月26日

料理人のワードローブ・料理のこと

花冷えの夜。
いよいよ明日はSEEPさんの搬入。毎回想像をかるーく超えてくるので、待ち遠しくてそわそわ。
お天気にも恵まれそうで、ほっとしています。会期中に緑道の桜が咲くといいなあ。

会期中の昼食会の詳細、大変お待たせいたしました。
大きな食卓でみなさま一斉にお出しするコースとなります。
今回も農家・蒜山耕藝をはじめ海のもの山のもの、土地の天然水をふんだんに使って料理します。
内容やお出しする順番は日によって多少変わることもあります。

  • 雪下人参と麦のポタージュスープ
  • 山羊の生ハムとフレッシュリコッタ / 藪ウドと春キャベツのコールスロー
  • フキノトウのパスタ
  • クリームコロッケ
  • 自家製酵母パン
  • 小さなカスタードプリンと果物のマリネ
  • コーヒーまはた紅茶

今回から昼食会のご予約方法が変わり、前日の午前10時からお電話で承ります。
詳しくはこちらをご覧ください。

昼食後のお茶の時間では、数ヶ月お休みしていた定番のキルシュクーヘン(サワーチェリーキャラメルケーキ)や自家製レモネード、菜の花と放牧豚のキッシュなどをお出ししようと思っています。
天然酵母のショートブレッド、今回は2ヶ月寝かせた長熟タイプ。
ハードチーズのような風味で、ワインにもお茶にもよく合います。
どれもテイクアウトも可能です。

そして、展示のイメージにあわせ毎回作っていただいているコーヒーとお茶。
会ごとに静かにファンが増え続けるTEALABO.t武内由佳理さんのお茶、今月はこの季節ならではの、春らしい野生の雲南紅茶をご用意くださいました。
「春の山菜のように、透明感がありながら味わい深く、キレの良い飲み口が特徴です。
自然栽培で陽当たりの良い茶樹は、葉を少なく保ち、時間をかけてゆっくり成長するため、一枚の茶葉にミネラルがぎゅっと凝縮します。
その姿が、SEEPさんのスタンスと自然と重なりました。」とのメッセージをいただきました。

今日試飲させていただいたところ、一口飲んだ途端に、春!
みずみずしさと凛とした品格がある、体中が喜ぶ素晴らしい紅茶。
3/30・31はご本人が在廊し、自ら淹れてくださいます。

今回もcoffee Kajitaさんが個展をイメージして、コーヒー豆を焙煎してくださいます。
実はエプロンワンピースを愛用してくださっていて、魅力を肌で感じてくださっています。
「SEEPさんのエプロン、人参とクリームコロッケにしのびよる春を念頭において作りました。
新色のネイビーのしっとり落ち着いたやわらかさと、ざっくりとしたリネンの風合い。
マンデリンとエルサルバドルの二種の豆をつかって、春の花のような香味でまとめました。
分厚いながらも軽やかで、やわらかくとろりとしたコクがあります。」とのことです。
まだ試飲できていないのですが、これは楽しみ。
今回もテイクアウトのおいしい焼菓子もずらりと揃います。

そして嬉しいことに蒜山耕藝から、希少な雪下人参、パスタや塩あられなどが届くことが急遽決まりました。
二月のカモシカ「つつむ」にいらっしゃれなかった方も、やみつきになってしまった方もお見逃しなく!
春のお散歩がてら、遊びにいらしてくださいね。
ご自分の一部のように思える服と出会っていただけたら、何より嬉しいです。
みなさまのご来店をお待ちしています。

ドルマンコート

リネン ドルマンコート 後染めネイビー ¥35,640


三月のカモシカ SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」
2017年 3月28(火)-4月3日(月)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
SEEP在廊日 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください。
  • 昼食会のお席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)

2017年3月14日

料理人のワードローブ・ラップエプロンとラグランシャツ

パンとシャツとラップエプロン

SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」。
DMのモデルとなった蒜山耕藝・高谷絵里香さんが身に着けているラップエプロンとラグランシャツは、オカズデザインが一年を通して長く身につける組み合わせです。

腰で巻くエプロンは動いているうちにずれることが難点ですが、紐通しが付いていることでしっかりホールド。
それでいて自由に動くことが出来、陶芸家の吉村和美さんもロクロをひく時にも愛用してくださっています。こうやって写真で見ると、横のラインの美しさにも改めて惚れ惚れ。

SEEPらしい、素肌に心地いい軽やかなガーゼ素材のシャツは着込むほどやわらかく、体の一部のよう。襟の開き具合や立ち上がりなど、シンプルでありながらありふれないニュアンスが細やかな仕立てに表れています。
レディースは七部袖で体にしゅっと添い、メンズは十分袖でやや丈が長く、すとんとしたライン。1枚で着る時はレディース、重ね着やパートナーと共有する時はメンズと使い分けるのもお薦めです。

上下ともに、今回の企画にあわせて初登場のネイビー。
やや黒味が強い夜空のように深い藍色で、しっとりした大人の上質感を増しています。

綿ガーゼ ラグランボートネックシャツ / メンズ M ネイビー ¥12,960
リネン ラップエプロン / ネイビー ¥14,904


三月のカモシカ SEEP展示受注会「料理人のワードローブ」
2017年 3月28(火)-4月3日(月)
12:00-18:00(最終日は16時まで)
SEEP在廊日 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください。
  • 昼食会のお席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は前日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食会が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します(最終日は16時閉店のため、お茶の時間はございません)

2017年2月20日

二月のカモシカ・料理のこと

いよいよ明日から始まる「つつむ」会期中の昼食の内容、大変お待たせいたしました。
蒜山耕藝の作物と、この土地で採れる野生の食材のコースとなります。※仕込みの都合により、多少変わることもあります

  • 甘酒と白湯
  • 前菜盛り合わせ 人参の胡桃味噌和え / 茹でたて新大豆 / 自家製リコッタと蕨のマリネ
  • 豆乳水餃子
  • 揚げ芋 三種
  • 津黒の白粥と香の物
  • 作りたてもなか
  • コーヒーまたはお茶

そして、展示ごとに毎回作っていただいているコーヒーとお茶。
コーヒー担当・coffee Kajita梶田真二さんからは三種類の豆をあわせ焙煎してくださった豆が届きます。
「五月女さんの器が持つ吸い込まれるような質感と、静かで力強い蒜山耕藝の野菜たち。土の持っている素朴な聖霊を感じられるようなイメージで作りました。」とのメッセージが届きました。23日(木)は名古屋からいらしてくださり、ご本人自ら淹れてくださいます。
お茶を担当してくださったtealabo.t武内由佳理さんからのご提案は希少な老茶(ラオチャ)烏龍茶。素朴で力強い香りが口中に広がり、あまりのやさしさに涙が出そうになる、大地の力を五感で感じられるお茶です。26(日)・27(月)はご本人自らお茶を淹れてくださいます。
どちらも素晴らしい仕上がり、当日をどうぞお楽しみに。

昼食のご予約は当日朝10時から電話で承ります。お茶の時間はご予約不要、15時半ごろお食事の席が空き次第順にご案内をさせていただきます。
みなさまのご来店お待ちしています。

2017年2月19日

二月のカモシカ・つつみ、つつまれるもの

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五月女寛さんの筒状の器「つつ」。
2014年、この器だけの展示「つつ」を開いて以来、3年ぶりの五月女さんの展示となります。
ろくろを使わず手で作り上げるこの器は、美しい貫入の入った古道具感と素朴でぽってりとした厚みとやわらかさがあり、カモシカでも長く愛用しています。
今回焼き上げてくださったつつ達。いっそう素朴な佇まいとなり、しんとした空気をまとっています。

また、この数年ライフワークとして取り組まれている壺。
こちらも手びねりで一つ一つ作り上げられているもので、繊細な美しさと力強いまろみ、魂の形そのままを表しているかのよう。両手でつつむと、言葉にはならないけれど確かなエネルギーが伝わってきます。
カモシカではこれまで料理と器をテーマに実用を意識した企画をひらいてきましたが、この壺はそこにあるだけで空気が色を変えていくオブジェとして展示する初の試みです。
日々の生活の中で家や人を包み、溶け込いながら、静かな光を放つ壺。山で採った素朴な枝などを生けてもよく似合います。

その他、初登場の小皿も作ってくださいました。あっという間に売り切れそうな予感です。
ご自身の手で作品をつつみ、その力を感じていただけたら嬉しいです。

satome_tubo


2月のカモシカ 五月女寛・蒜山耕藝二人展「つつむ」
2017年2月21日(火)-27(月)
12:00-18:00 最終日は16時まで
作家在廊日  五月女さん2/23・25・26  蒜山耕藝 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください
  • 食事席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は当日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します。最終日は16時閉店のため、お茶のご用意はありません。また、25(土)・26(日)は夜の会準備のため16時ラストオーダーとなりますのでお気をつけください

2017年2月18日

二月のカモシカ・目に見えないもの

tutumu_te

今回のDMで五月女寛さんの壺を持つ手はご本人ではなく、蒜山耕藝・高谷裕治さんのもの。里芋を触った手のまま、雪の上で撮影にのぞんでいただきました。
こうして見つめるとこの手の放つ力があまりに強く、他の方の手では成り立たなかったのをあらためて確信。

農家・蒜山耕藝の高谷裕治さん・絵里香さんご夫妻が暮らす蒜山・中和村(ちゅうかそん)は岡山の最北端、鳥取との県境がすぐそこ。オカズデザインも月の半分を暮らしています。
水のいい場所に住みたい!と10年近くあちこちの田舎を見てきた中でもぶっちぎりの里山。そこかしこに湧き水や温泉がある山の麓、森や川の恵み豊かな場所です。
世界が深い白に覆われていく冬は長く厳しく、そして土地の清らかさにもつながっています。

hiruzen_winter

肥料や農薬をつかわない自然栽培で、豊作の時はおごらず、滞る時は土地作りの根幹に向かい合う。
どんな時も変わらず手を動かし自然や人とつながっていく蒜山耕藝の二人は、いつも包み込むようなあたたかさ、凛とした気に満ちています。半移住から2年近く。田畑や作物、お二人ご自身と触れ合う機会を多く持つことで、いっそうその魅力を得がたいものに感じています。
土地とお人柄そのまま、透きとおるような綺麗な味わいの彼らの作物と、土地の湧き水で作ることが今やオカズデザインの料理のベース。
春にむけて大きな力が雪の下で静かに蠢いているように、ものを作り暮らすことの目に見えない確かな根幹を感じていただけたらと思い、昨年に続き東京にいらしていただく運びとなりました。

蒜山でそうしているように日々ともに台所に立ち、蒜山耕藝の食材で料理を仕込んで昼のコース仕立てでお出しします。また、お餅やパスタ、あられや麦湯といった人気商品もどっさり持ってきていただく予定。
ちょうどほやほやの新小麦が出来上がってきたので、オカズ定番のショートブレッドも今回だけこの粉を使った特別バージョンでお出しします。どうぞお楽しみに。

昼食後のお茶の時間には彼らの餅米で作った磯辺焼きやきなこ餅、もなかなどの軽食を15時半ごろ~17時までご用意してくださいます。昼食が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します。他の企画との兼ね合いで、下記の2点をご留意ください。
※23(木)coffee Kajita出張喫茶・27(月)最終日16時閉店のため、蒜山耕藝の軽食のご用意はありません
※25(土)・26(日)は夜の会の準備により、軽食のオーダーは16時までとなります

昼食会のメニューにつきましては、また近日中にお知らせいたします。


2月のカモシカ 五月女寛・蒜山耕藝二人展「つつむ」
2017年2月21日(火)-27(月)
12:00-18:00 最終日は16時まで
作家在廊日  五月女さん2/23・25・26  蒜山耕藝 全日

  • カモシカの地図と連絡先はこちらです。http://okaz-design.jp/kamosika/map.html
  • 靴をぬいで店内に入っていただく空間です。古い家屋で足元が冷えやすいので、あたたかな服装でおいでください
  • 食事席は8席です。混雑時は長くお待ちいただくこともあります。ご予約は当日の午前10時より電話にて受け付けます(回線が混みあい電話がつながりにくい日もあります)
  • お茶の時間はご予約不要です。昼食が終わりお席が空き次第、ご来店順にご案内します